（お知らせ）レッドデータブック2014＜植物Ⅰ＞の完成・出版について

１．レッドデータブック改訂の経緯

　今回出版されるレッドデータブック2014＜植物Ⅰ＞は、平成24年8月に公表したレッドリスト（絶滅のおそれのある野生生物の種のリスト）に記載されている種のうち、植物Ⅰ（維管束植物）に属するものについて、各種の形態、分布域、生息環境等をとりまとめ、分類群ごとに編纂したものです。

　なお、レッドリストとは、日本に生息又は生育する野生生物について、生物学的観点から個々の種の絶滅の危険度を科学的・客観的に評価し、その結果をリストにまとめたものです。

　植物Ⅰのレッドリスト・レッドデータブックの作成にあたっては、日本植物分類学会のサポートの元、各都道府県の主任調査員をはじめとする800以上の個人および団体にご協力を頂きました。また、地方公共団体の担当部署にも多大のご協力をいただきました。

２．レッドデータブック2014＜植物Ⅰ＞の概要

（１）掲載種数

　レッドデータブックに掲載されている種数については、添付資料のとおりです。

（２）記載内容

　掲載種のそれぞれについて、原則として以下の項目を記載しています。

• ・カテゴリー（ランク）区分、カテゴリー判定基準
• ・高次分類群名、和名、学名、日本における固有性等
• ・形態、生育環境
• ・生育地の現状と判定理由
• ・現地調査の集計結果

３．レッドデータブック2014＜植物Ⅰ＞の入手方法

　レッドデータブック2014は （株）ぎょうせい より出版されます。連絡先及び金額は以下のとおりです。

　また、準備が整い次第、環境省のホームページにも掲載します。

• ・植物Ⅰ（A4版　5,508円（税込）／冊）

４．その他

　レッドデータブック2014＜哺乳類、鳥類、爬虫類・両生類、貝類、その他無脊椎動物＞については平成26年10月に、レッドデータブック＜汽水・淡水魚類、昆虫類、植物Ⅱ＞については平成27年3月に、それぞれ出版済みです。

添付資料

• レッドデータブック掲載種数表 [XLS 31 KB]