報道発表資料
今年度は、全国よりご応募を頂いた38団体の中から、特に優れた取組として選出された5団体が、水族園来場者など100名以上が見守る中で発表を行い、環境大臣賞には東広島市立吉川小学校(広島県広島市)が受賞しました。
1.こどもホタレンジャーについて
環境省では、次世代を担う子どもたちの育成と水環境保全活動の一層の促進を目的として、全国の小中学生などの子どもたちが主体となって、水辺の生きものの観察や水環境と地域とのつながりなどを学び水環境を保全する様々な活動を広く全国から公募し、有識者等の審査を経て、優れた取組を表彰する「こどもホタレンジャー」事業を平成16年度より実施しています。
本事業は、「子どもの水辺再発見プロジェクト」(平成11年度、文部科学省、国土交通省、環境省)の推進や学校教育法や教育振興基本計画等における学校内外における体験学習の機会の創出が求められていること、また、平成26年11月に開催された、「持続可能な開発のための教育(ESD)に関するユネスコ世界会議」でのグローバルアクションプログラムを含む「あいち・なごや宣言」、さらに同年4月公布された「水循環基本法」などを受け、次世代を担う子どもたちの育成や水環境保全活動の促進のため実施するものです。
2.こどもホタレンジャー発表大会について
2月21日(土)に東京都葛西臨海水族園(東京都江戸川区)において、「子どもホタレンジャー発表大会」を開催し、全国よりエントリーのあった46団体の取組の中から選出された5団体の子どもたちが、自分たちの取組を発表しました。
<結果概要>
○開催日時:平成27年2月21日(土)13:00~16:00
○開催会場:東京都葛西臨海水族園(東京都江戸川区)
・13:00~ 開会(早水審議官より開会の挨拶)
・13:10 「みちのく仙台ORI☆姫隊」取組発表
・13:30~ 取組発表(5団体)
取組発表では、5団体がそれぞれ映像によるほか、様々に工夫をこらしながら自分たちの取組を、子どもたち自ら発表しました。会場では、応援に駆けつけた人たちのほか、葛西臨海水族園に来園されたお客様など100名を超える方々がそれぞれの発表を見守り、発表が終わるたびに子どもたちへ暖かい拍手が送られました。
・15:20~ 「みちのく仙台ORI☆姫隊」応援ライブ
・15:40~ 表彰式
○環境大臣賞 (北村環境副大臣より授与)
東広島市立吉川小学校が受賞しました。
○水環境保全賞 (早水審議官より授与)
福山市立服部小学校と大田区立大森第六中学校が受賞しました。
○審査員特別賞 (矢島審査委員長より授与)
逆川こどもエコクラブと下関市立角倉小学校が受賞しました。
・16:00~ 閉会(北村環境副大臣より閉会のご挨拶)
3.受賞結果
【環境大臣賞】
○ 東広島市立吉川小学校(広島県東広島市)
「吉川の自然増やし隊!~ ホタルが舞うすてきな吉川を創ろう~」(小学3~4年生)
【水環境保全賞】
○ 福山市立服部小学校(広島県福山市)
「わたしたちの故郷 ホタルの里 服部」(小学5~6年生)
○ 大田区立大森第六中学校(東京都大田区)
「ホタル復活プロジェクト」(中学1~3年生)
【審査員特別賞】
○ 逆川こどもエコクラブ(茨城県水戸市)
「ホタルの里再生ネットワークつくりプロジェクト」(小学生・中学生)
○ 下関市立角倉小学校(山口県山口市)
「平家の島にヘイケボタルを!ホタル復活大作戦」(小学6年生)
4.協力団体
○協 力:国土交通省、文部科学省、東京都葛西臨海水族園
○協力自治体:登米市(宮城県)、桑折町(福島県)、会津若松市(福島県)、国分寺市(東京都)、
辰野町(長野県)、米原市(滋賀県)、守山市(滋賀県)、京都市(京都府)、
鹿屋市(鹿児島県)、久米島町(沖縄県)
○協力団体:全国ホタル研究会、NPOホタルの会
5.お問合せ先
その他、ご不明な点は、下記の事務局へお問い合わせください。
(プレス等の方:※当日の写真などの提供も可能です。)
<こどもホタレンジャー事務局>
〒160-0022 東京都新宿区新宿5-10-15 ツインズ新宿ビル4F
電話 03-6273-2860
FAX 03-3350-7818
E-mail hotaru@hota-ranger.jp
- 連絡先
- 環境省水・大気環境局水環境課
平成27年2月23日(月)
環境省水・大気環境局水環境課
直通:03-5521-8304
代表:03-3593-1438
課長: 二村 英介 (6610)
担当: 田中 道雄 (6622)