報道発表資料
1.実証事業の目的
現在、我が国では、容器包装リサイクル法(容リ法)に基づき、市町村が分別収集した容器包装廃棄物をリサイクルする仕組みが作られています。プラスチック製容器包装(容リプラ)についても、容リ法における特定事業者(製造事業者、利用事業者)の責任の下、リサイクルされています。
一方で、生活用品などのプラスチック製品は性状としては容リプラと同様にリサイクルに向く素材が多く含まれているものの、容リ法の対象外となっているため多くの自治体では分別収集が行われず、焼却・埋め立てされています。
より高度な循環型社会を形成するには、こうしたプラスチック製品についても可能な限りリサイクルを進めていくことが望ましいといえます。
環境省では、これまで、プラスチック製品の専門店・スーパーマーケット・家電量販店等の協力の下、店頭回収・リサイクルの実証事業を行ってまいりました。
今年度は、新たにモール等での回収も加えた形態での実証事業を行い、過年度の実証事業の成果も踏まえながら、プラスチック製品の持続可能な回収・リサイクルスキームについて検討を行います。
2.実証事業の内容
本実証事業は日本環境設計株式会社が事務局となる「PLA-PLUS(プラプラ)プロジェクト」として実施し、回収参加企業各社の店頭・モール等でプラスチック製品の回収を行い、回収物のリユースの可能性又はリサイクル適性を評価し、回収・リサイクルスキームにおける具体案の検討を行います。
実証事業の概要は以下のとおりです。
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【1】実施期間:平成27年1月29日(木)~平成27年3月22日(日)
※期間中、企業・回収場所・店舗毎に随時開催
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【2】回収対象:文具やおもちゃなどのプラスチック製品
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【3】回収方法:消費者がリサイクルしたいプラスチック製品を、店頭・店内等に設置している回収ボックスへ投入していただく、又はレジ等に持ち込み引き渡していただく。
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【4】回収場所:参加企業、団体等のモール、店舗、オフィス、幼稚園など
※企業の回収情報等については決定次第、PLA-PLUS公式ウェブサイト(http://plaplus-project.jp/)等で周知します。
回収参加企業・団体:
42企業・団体
総合スーパー、百貨店、ショッピングモール:
イオン株式会社(イオンリテール株式会社、イオン九州株式会社、株式会社ダイエー)、株式会社セブン&アイ・ホールディングス、ユニー株式会社、株式会社 そごう・西武、株式会社 山形屋、三菱地所リテールマネジメント株式会社(泉パークタウン タピオ、クラックス、東久留米ショッピングセンター クルネ、MARK IS 静岡、アクアシティお台場、MARK IS みなとみらい)(回収イベント実施モール:南砂町ショッピングセンターSUNAMO、マルヤマクラス、ポンテポルタ千住)
家電量販店:
株式会社エディオン、株式会社ケーズホールディングス、株式会社コジマ、上新電機株式会社、株式会社ビックカメラ、株式会社ベスト電器、株式会社ヤマダ電機
おもちゃ・ベビー用品販売店:
株式会社赤ちゃん本舗、日本トイザらス株式会社、タカラトミーグループ(キデイランド)
コンビニ、ホームセンター:
泉レストラン株式会社[リーベンハウス]、DCMホールディングス株式会社(株式会社カーマ、ダイキ株式会社、ホーマック株式会社)
生活雑貨販売店:
株式会社 ジェイアイエヌ[JINS]、株式会社メガネトップ[眼鏡市場]、プラス株式会社[+PLUS]、株式会社良品計画[無印良品]、株式会社ロフト
コーヒーストア、ファストフード:
スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社、タリーズコーヒージャパン株式会社、日本マクドナルド株式会社、株式会社モスフードサービス
教育機関:
ユヌス&椎木ソーシャルビジネス研究センター(SBRC)グラミン・クリエイティブ・ラボ@九州大学
サポート企業、団体:
88企業・団体
3.問合せ先
本実証事業の詳細等については、下記連絡先へお問い合わせください。
問合せ先:日本環境設計株式会社 担当:石津 縁
電子メールアドレス:info@plaplus-project.jp
電話番号:03-6273-3218
ファクシミリ:050-3737-3463
ホームページ:http://plaplus-project.jp/
- 連絡先
- 環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部企画課リサイクル推進室
直通 :03-5501-3153
代表 :03-3581-3351
室長 :庄子 真憲(内線 6831)
室長補佐:大竹 敦 (内線 6822)
担当 :太田 英樹(内線 6835)
関連情報
過去の報道発表資料
- 平成25年10月17日
- プラスチック製品の店頭回収・リサイクルの実証事業開始について (お知らせ)