報道発表資料

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2015年01月30日
  • 自然環境

「自然公園における法面緑化指針(案)」に対する意見の募集(パブリックコメント)について

 環境省では、自然公園において生物多様性の保全に配慮し周辺の環境と調和した自然回復を目指す法面・斜面の緑化を推進するため「自然公園における法面緑化指針」の案を作成しました。
 本指針の案について、広く国民の皆様からのご意見を募集するため、平成27年1月30日(金)から平成27年3月1日(日)までの間、パブリックコメントを行います。

1.背景

 平成16年に特定外来生物の生態系等に係る被害の防止に関する法律(外来生物法)が公布され、植物の取扱いについても生物多様性保全や外来生物対策の観点からの配慮が求められるようになり、平成17年度及び18年度には国土交通省、農林水産省、林野庁、環境省の4省庁で生物多様性に配慮した緑化植物の取扱いを検討し、「生物多様性に配慮した緑化植物の取扱方針(案)」を取りまとめました。

 一方、自然公園における法面緑化の取扱については、技術的なガイドラインとして昭和55年度に策定された「自然公園における法面緑化基準」が長年活用されてきましたが、平成21年に自然公園法が改正され、目的規定に生物多様性の確保に寄与することが追加されるなど、自然公園における法面緑化においても、従来の周辺環境との調和に加え生物多様性の保全に配慮することが求められています。

 これを受けて、環境省では、平成25年度から学識経験者などから構成される検討会を設置し、「生物多様性に配慮した緑化植物の取扱方針(案)」を踏まえ、遺伝的多様性の保全にも配慮した「自然公園における法面緑化指針」の検討を進めてきました。

 この「自然公園における法面緑化指針」の案について、広く国民の皆様からのご意見を募集するため、以下のとおりパブリックコメントを行います。

2.意見募集対象

 自然公園における法面緑化指針(案)

3.意見募集期間

 平成27年1月30日(金)から平成27年3月1日(日)まで



4.意見の提出方法

(1)意見提出先

 環境省 自然環境局 国立公園課

(2)意見提出方法

  1.  ア 郵送の場合: 〒100-8975 東京都千代田区霞が関1-2-2

       ※締め切り日当日消印まで有効

  2.  イ FAXの場合: 03-3595-1716

  3.  ウ 電子メールの場合: shizen-kouen@env.go.jp

       ※意見の内容はメール本文に記載して送付してください。添付ファイルに意見を記載して提出することは、御遠慮ください。

<意見提出に関する共通注意事項>

  • ・件名に必ず、「自然公園における法面緑化指針(案)への意見」と記載してください。
  • ・本文の様式は問いません。
  • ・意見提出者の住所、氏名(団体の場合は団体名)、電話番号・FAX番号・メールアドレスを御記入ください(これらの記入がないものは無効となります。)。いただいた意見の内容は公表を前提としますので、意見公表の際、匿名を希望する場合はその旨を必ず明記してください。
  • ・電話での意見は受けかねますので御了承ください。


(3)問い合わせ先

 環境省自然環境局国立公園課

  東京都千代田区霞が関1-2-2/電話 03-5521-8279


(4)提出された意見の取扱い

 提出された意見につきましては、その概要とそれに対する対応方針を取りまとめて公表します。

連絡先
環境省自然環境局国立公園課
直通 :03-5521-8279
代表 :03-3581-3351
課長 :岡本 光之(6440)
補佐 :長田 啓 (6650)
専門官:田村 努 (6690)
係長 :吉田 祥子(6447)