報道発表資料
水銀に関する水俣条約を踏まえた今後の水銀の大気排出対策については、「水俣条約を踏まえた今後の水銀大気排出対策について(答申案)」に関する意見募集(パブリックコメント)の結果を踏まえ、本年1月19日に開催された中央環境審議会 大気・騒音振動部会 水銀大気排出対策小委員会において審議され、その結果を受けて、答申が取りまとめられました。
本日、中央環境審議会会長から環境大臣へ答申がなされましたので、パブリックコメントの結果と併せて答申の内容についてお知らせいたします。
本日、中央環境審議会会長から環境大臣へ答申がなされましたので、パブリックコメントの結果と併せて答申の内容についてお知らせいたします。
1.経緯
平成25年10月10日に「水銀に関する水俣条約」が採択されたことを受け、水俣病の経験を有する我が国が早期に条約を締結し、条約の趣旨を踏まえた包括的な水銀対策の実施を推進すべく、平成26年3月17日に中央環境審議会に「水銀に関する水俣条約を踏まえた今後の水銀対策について」が諮問され、同諮問は大気・騒音振動部会及び関係の部会に対し付議されました。これを受け、同年4月18日に大気・騒音振動部会に「水銀大気排出対策小委員会」が設置され、水俣条約を踏まえた今後の水銀の大気排出対策のあり方について検討が進められてきました。
同小委員会における検討を踏まえ、「水俣条約を踏まえた今後の水銀大気排出対策について(答申案)」について、同年11月25日から12月24日まで意見募集(パブリックコメント)を実施し、その結果を踏まえ、平成27年1月19日に開催した同小委員会において答申案について審議され、本日付けで中央環境審議会会長から環境大臣へ「水銀に関する水俣条約を踏まえた今後の水銀の大気排出対策について(答申)」(別添1)として答申がなされました。
2.答申の概要
水銀に関する水俣条約を踏まえた今後の水銀の大気排出対策について、水銀排出規制制度の必要性、水銀排出規制制度の枠組み等について取りまとめられました。答申の詳細な内容については、別添1のとおりです。
3.意見募集方法の概要
- ○意見募集期間:平成26年11月25日(火)から平成26年12月24日(水)
- ○告知方法:環境省ホームページ及び記者発表
- ○意見提出方法:電子メール、郵送及びFAX
4. 御意見の件数
- ○意見提出者数 40団体・個人
- ○意見数 100件(同旨意見含む)
5.御意見の概要及びこれに対する考え方
頂いた御意見の概要及びこれに対する考え方は、別添2のとおりです。
添付資料
- 連絡先
- 環境省水・大気環境局大気環境課
直通 :03-5521-8295
代表 :03-3581-3351
課長 :是澤 裕二 (内線6530)
課長補佐:永田 綾 (内線6569)
課長補佐:長浜 智子 (内線6572)