報道発表資料

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2008年07月29日
  • 地球環境

平成20年度エコ燃料実用化地域システム実証事業(大阪府)におけるE3(バイオエタノール3%混合ガソリン)の一般販売供給開始について(お知らせ)

環境省では、「エコ燃料実用化地域システム実証事業」として大都市圏等において、バイオエタノール混合ガソリンによる自立的なエコ燃料生産・利用システムの実証事業を昨年度から実施しており、これまでは、事前に登録された商用車等にE3を供給してきました。この度、8月1日(金)から、一般の車両に対しても供給を開始することとなりましたのでお知らせいたします。

1.事業の目的

 輸送用バイオマス由来燃料(エコ燃料)の導入については、京都議定書目標達成計画において2010年度に原油換算50万キロリットルを導入するとの目標が掲げられています。
 「エコ燃料実用化地域システム実証事業」は、エコ燃料の普及を加速化するため、大都市圏等において実用化段階における自立的なエコ燃料生産・利用システムの実証事業を行うことを目的として昨年度より開始したものです。

2.事業内容

 本事業は、E3(バイオエタノール3%混合ガソリン)を製造して、大都市圏において自動車用燃料として販売し、原料調達から販売までの各生産・流通段階において、自動車用燃料としての品質を確保しつつ、登録されたガソリンスタンドにおいて事前に登録された車両に対しE3を供給することで、必要な管理手法やE3の社会的受容性等の検証を行うものとして、昨年度よりおこなってきたものです。
 このたび、実際の流通実態に即した状況をより詳しく検証するため、一般の車両に対し、その場での登録を行っていただき、以降は登録を証するカードを提示していただくことで供給可能とすることといたしました。開始は8月1日(金)からです。具体的な供給場所等については、別添「大阪府報道提供資料:一般自家用車両へのE3(バイオエタノール3%混合ガソリン)の利用について」をご参照ください。

添付資料

連絡先
環境省地球環境局地球温暖化対策課
直通 03-5521-8339
代表 03-3581-3351
課長 徳田 博保 (内 6770)
調整官 室石 泰弘 (内6771)
課長補佐 足立 晃一 (内6791)
担当 亀井 雄 (内6780)

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