報道発表資料
1.開催趣旨
地熱発電は、純国産エネルギーであり、他の再生可能エネルギーに比べ発電コストが低く、設備利用率が約80%と格段に高いベースロード電源として、昨今改めて注目されております。また、発電後の熱水利用など、エネルギーの多段階利用も可能であり、ビニールハウス栽培や地域への温泉供給など、地域活性化にも資するものです。
他方、我が国は世界第3位の地熱資源量(約2,340万kW)を有するとされながらも、現時点の導入量は日本全体の総発電量の1%にも満たず、昨今のエネルギー状況を鑑みた上でも、政府として一層の導入拡大に向けた取り組む必要があります。
このため今年度は、日本一の「おんせん県」であり、地域の魅力である温泉と地熱発電が共生する優良事例や、地熱を活用した地域活性化の取り組みが多く存在する大分県において、地熱発電と日本の未来をテーマにシンポジウムを開催いたします。
本シンポジウムでは、地熱発電に対する理解促進を図るため、著名人による「温泉の魅力と地熱の共生」をテーマにしたトークセッションや、次世代を担う高校生による地熱発電に関するプレゼンテーション、学者・温泉事業者・地熱開発事業者等によるパネルディスカッションを予定しています。
2.開催概要
日時:平成27年1月15日(木) 13:00開場/13:30開始、16:15頃終了予定
開場:大分県別府市 B-Con Plaza 2階レセプションホール
(大分県別府市山の手町12番1号 別府駅より徒歩約15分)
主催:経済産業省資源エネルギー庁、環境省、農林水産省
後援:超党派地熱発電普及推進議員連盟、総務省、観光庁、大分県、別府市、大分合同新聞社、全国地方新聞社連合会、共同通信社 他
参加費:無料
定員:500名(定員になり次第締め切り)
申込方法:参加ご希望の方は、氏名、郵便番号、住所、電話番号、性別、職業をご記入のうえ、ハガキ、FAX、ホームページからお申し込みください。
ハガキ :〒870-8605 大分県大分市府内町3-9-15
大分合同新聞社内 地熱発電シンポジウム事務局 係
FAX :097-538-9682
HP :http://www.enecho.meti.go.jp/category/resources_and_fuel/geothermal/think/
取材申込先:地熱発電シンポジウム事務局
TEL :097-538-9646 (平日10:00~17:00)
社名、参加者名をご連絡ください。
3.その他
「地熱シンポジウムin別府」のFacebookも開設しました。こちらも是非ご覧ください。
URL:https://www.facebook.com/chinetsu.symposium
4.プログラム
- 13:00
- 開場・受付
- 13:30
-
開会
来賓挨拶
二階 俊博 氏 (超党派地熱発電普及推進議員連盟共同代表)
増子 輝彦 氏 (超党派地熱発電普及推進議員連盟共同代表)
広瀬 勝貞 氏 (大分県知事)
- 13:45
-
特別講演 トークセッション
「温泉の魅力~地熱との共生~」
西村 知美 氏 (タレント)
- 14:00
-
特別企画 スペシャルトークハイスクール
Ⅰ 「地熱発電との共生」
秋田県立湯沢翔北高等学校
Ⅱ 「地熱発電への期待と不安」
北海道立上川高等学校
Ⅲ 「地熱発電の持つ可能性・未来への提言」
大分スーパーサイエンスコンソーシアム(大分県立大分舞鶴高等学校、大分県立大分上野丘高等学校、大分県立大分豊府高等学校)
- 15:00
- 休憩
- 15:10
-
パネルディスカッション
「地熱発電と日本の未来」
パネリスト 新宮領 實 氏 (指宿市温泉配湯業組合組合長)
髙橋 裕二郎 氏 (九重の自然を守る会副会長)
田中 進 氏 (日本地熱協会会長)
土屋 範芳 氏 (東北大学大学院環境科学研究科教授)
(五十音順)
岸本 吉生 (経済産業省九州経済産業局長)
名倉 良雄 (環境省地球環境局地球温暖化対策課調整官)
モデレーター 松本 真由美 氏 (東京大学客員准教授)
- 16:30
- 閉会
- 連絡先
- 環境省地球環境局地球温暖化対策課
直通 03-5521-8339
代表 03-3581-3351
課長 土居 健太郎(内線6736)
調整官 名倉 良雄 (内線6771)
課長補佐 成瀬 新吾 (内線6780)
担当 福田 洋昭 (内線7721)