報道発表資料

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2014年12月26日
  • 水・土壌

平成25年度公共用水域水質測定結果について (お知らせ)

水質汚濁防止法に基づく測定計画に従って国及び地方公共団体が実施した平成25年度の公共用水域の水質測定結果を取りまとめました。
平成25年度の測定結果では、人の健康の保護に関する環境基準は、ほぼ全ての地点で環境基準を達成しています。また、生活環境の保全に関する環境基準は、河川においてはほとんどの水域で環境基準を達成している一方、湖沼では環境基準を達成しているのは半分程度の水域となっています。海域の環境基準達成率は、8割程度となっています。

測定内容の概要

1.主な測定項目

・ 人の健康の保護に関する項目 (健康項目) ;27項目

  カドミウム、全シアン、鉛、六価クロム、砒素など

・ 生活環境の保全に関する項目 (生活環境項目);12項目

  BOD(生物化学的酸素要求量)又はCOD(化学的酸素要求量)、全窒素及び全燐、pH(水素イオン濃度)など

 2.測定地点数及び検体数等

  • ・ 健康項目の測定地点数及び検体数;5,409地点、213,576検体
  • ・ 生活環境項目の類型指定水域数、測定地点数及び検体数;3,337水域、7,069地点、457,101検体

測定結果の概要

1.人の健康の保護に関する環境基準 (健康項目)

  • ・ 27項目の環境基準達成率は99.2%(前年度99.0%)と、ほぼ全ての地点で環境基準を達成しました。

2.生活環境の保全に関する環境基準(生活環境項目)

(1) 河川
  • ・ BODについては、類型指定水域(2,560水域)における環境基準達成率は、92.0%(前年度2,552水域、93.1%)となりました。
(2) 湖沼
  • ・ CODについては、類型指定水域(187水域)における環境基準達成率は、55.1%(前年度188水域、55.3%)となりました。
  • ・ 全窒素及び全燐については、類型指定水域(119水域)における環境基準達成率は、50.4%(前年度119水域、51.3%)となりました。
(3) 海域
  • ・ CODについては、類型指定水域(590水域)における環境基準達成率は、77.3%(前年度589水域、79.8%)となりました。
  • ・ 全窒素及び全燐については、類型指定水域(150水域)における環境基準達成率は、88.7%(前年度149水域、83.9%)となりました。



※測定結果の詳細は、別添資料をご参照願います。

・本公表資料は、

https://www.env.go.jp/water/suiiki/index.htmlに掲載されます。

  

連絡先
環境省水・大気環境局水環境課
直通  :03-5521-8316
代表  :03-3581-3351
課長  :大村 卓(内線6610)
課長補佐:鴫原 茂(内線6628)