総合環境政策

政府の保有する情報の積極的公表

基本方針 施策・事業の名称 施策・事業の概要 備考
政府が保有する環境保全に関する情報について、インターネットを通じて提供し、また、白書・調査報告書等によりわかりやすく公表していくこと。
広く環境保全活動や環境教育の現場にまで迅速に伝わるよう関係者に積極的に情報提供すること。
各省におけるホームページ等を通じた情報提供(環境報告書等)。 調査・研究成果についてホームページ、報告書等により情報提供。 環境保全に関する各種データベースの整備等。 (各省)  
情報については、マスコミやインターネットを通じた効果的な伝達に努めること。ワークショップ、舞台芸術、コンサート等の場を通じて伝達を進めること。 環境教育等促進法に基づく情報発信事業(環境省) 教職員や子ども達など幅広い層を対象に、環境教育の教材やコンテンツ等を提供する「環境学習STATION」等を運用する。 参考
人材認定等事業等の登録、情報提供(環境省、文部科学省、農林水産省、経済産業省、国土交通省) 環境教育等促進法に基づく人材認定等事業の審査、登録を実施するとともに、ホームページで情報提供を行う。 参考
エコライフ・フェアの実施(環境省) 毎年6月の環境月間の主たる行事の一つとして1990年以来、環境省(環境庁)、地方公共団体、関連団体、企業、NPO・NGO等と連携のもと、開催している。令和3年度は令和2年度に引き続きオンライン開催とし、遠方の方も参加できるようにした。
本イベントは、国民一人ひとりにエコロジカルなライフスタイルを広めていくことを目的として、環境問題の現状と将来を誰にでもわかりやすい形で紹介することにより、環境保全の大切さを理解してもらうとともに、環境保全活動への積極的な参加を促すことを趣旨として展開している。
参考 
地球規模生物多様性情報システム整備推進費(インターネット自然研究所の運営)(環境省) インターネットを通じて、自然環境学習の素材としても利用できる国立公園のライブ画像や、我が国の世界自然遺産、絶滅の恐れがある野生生物等の情報を発信する情報システム「インターネット自然研究所」の運営等を行う。 参考
国立公園満喫プロジェクト推進事業(環境省) 政府が2016年3月に取りまとめた「明日の日本を支える観光ビジョン」における、2030年までに訪日外国人旅行者数6,000万人という目標に向け、魅力ある観光資源として、重要な柱のひとつに位置づけられた国立公園等について、優れた自然を守り地域活性化を図ることを目的に、その魅力や楽しみ方等の情報をインターネット等を活用し、国内外に戦略的に発信する。 参考
ライフスタイルの変革による脱炭素社会の構築事業(環境省) 産業界・地方公共団体・NPO等と連携し、地球温暖化対策に対する理解と自発的取組の機運醸成を通じて、脱炭素社会づくりに貢献する製品・サービス・ライフスタイルなどあらゆる「賢い選択」を促す「COOL CHOICE」を推進する。特に地球温暖化に関する危機意識の浸透や最新情報の提供に当たっては、各種メディアやHP等の活用、地球温暖化の影響とその対策をわかりやすく伝える動画の公開などを実施している。

参考

気候変動・防災に関する知識の普及啓発(国土交通省) 地球環境問題に関する最新の科学的知見やその対策等に関する知識の普及を目的として「気候講演会」を開催した。また、気象や地震に関する知識の普及と防災情報の有効な利用の促進を図ることを目的として、全国の地方気象台等が「防災気象講演会」や地球環境に関わる「出前講座」を開催した。  
省エネルギー促進に向けた広報事業委託費 (経済産業省) 産業部門、業務部門、家庭部門、運輸部門等の省エネルギーに関して、広告・WEBページ・パンフレット等により、国民に情報提供を行う。 参考
新エネルギー等の導入促進のための広報等事業委託費 (経済産業省) 新エネルギー等設備導入に係る意義及び促進策等の制度に関する情報を事業者及び国民各層に提供することを通じて、新エネルギー等に対する理解促進及び普及啓発並びに制度の円滑な実施を図る。 参考
循環型社会形成に向けた情報提供事業(環境省) 循環型社会の形成に関する情報の発信をホームページ(Re-Style)により行い、国民、民間団体及び事業者等における活動のリ・スタイル化を促進する。 参考
資源循環政策普及広報事業 (経済産業省) 循環型社会形成に関する法制度の概要と個別分野の3R動向を年度毎にとりまとめ、広く国民に循環型社会形成に向けた政府の取組と現状を紹介する。 参考
子どもに対しては、関係府省が行う子どもを対象とした見学会、環境月間等で催される行事、パンフレット等を活用し、分かりやすく、興味が抱けるような形で情報を公表していくこと。 こども環境白書の発行 (環境省) 「環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書」の要点等を、小学校高学年以上を対象にイラストや図表、写真等を用いて親しみやすく理解できるよう解説したこども環境白書をホームページにて公開し、環境教育等の推進を図っている。 参考
国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)推薦「子ども向け図書」「生物多様性の本箱」~みんなが生きものとつながる100冊 (環境省) 国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)(事務局:環境省)では、生物多様性の理解や普及啓発、環境学習にも役立つものとして、UNDB-J推薦「子供向け図書」(愛称:「生物多様性の本箱」~みんなが生きものとつながる100冊~)を選定。
令和3年3月末現在、全国245箇所の施設・図書館において「生物多様性の本箱」展示と、経団連自然保護協議会から各種施設への寄贈を行っている。(令和3年10月事業を終了)