総合環境政策

環境教育指導者養成セミナー  清里インタープリテーションセミナー&体験学習法セミナー(公益財団法人キープ協会)

■事業概要

事業名称 環境教育指導者養成セミナー
清里インタープリテーションセミナー&体験学習法セミナー(公益財団法人キープ協会)
事業内容 環境教育は、自然の素晴らしさを知ると同時に、問題点にも気づき、それに対して何らかの働きかけができる人材を育てることです。清里インタープリテーションセミナー&体験学習法セミナーでは、環境教育の専門家だけではなく、誰もが日常の仕事や暮らしの中で「働きかけ」をできる人となれるように、ま「働きかけ」ができる人を増やすことで持続可能な社会を実現につながることを目指して、本セミナーを実施しています。
分野 環境教育
事業種別 育成事業
事業の行われる場所 山梨県北杜市高根町清里3545
公益財団法人キープ協会敷地内
対象者の範囲 16歳以上の方。
環境教育の指導者になりたい方、環境教育やインタープリテーションに興味のある方(初心者の方)、すでに仕事として環境教育やインタープリテーションに携わっている方、何かと何かをつなぐことに興味のある方やすでに活動をしている方
料金・手数料 <令和5年度料金>
・清里インタープリテーションセミナー 入門
45,000円(税込/宿泊食費(2泊6食)、研修費)
*NEAL登録希望の方は別途5,000円
・清里インタープリテーションセミナー 専科・
58,500円(税込/宿泊食費(2泊6食)、研修費)
登録年度 平成18年
主務省 環境省、文部科学省、農林水産省、国土交通省

■事業内容

講習等について

講習等の内容

時間数

講師名

  • 実習:インタープリテーション体験
  • 講義:インタープリテーション概論
  • 実習:インタープリテーションアクティビティ作り&発表(相互実施)&体験のふりかえり
  • 自己紹介などお互いを知る時間
  • 講義:まとめの講義&質疑応答
  • ディスカッション
  • セミナーのふりかえり
※入門では、上記に加え以下を実施
・ 講義:自然体験時における安全対策
・NEALリーダー認定試験&NEAについてのインフォメーション(NEALリーダー取得希望者のみ)
※専科、および体験学習法セミナーでは、上級者向けに上記枠組みの中でステップアップ要素にて実施
 

4時間
1時間30分
6時間
 
 
1時間30分
1時間
1時間
1時間
 
 
2時間
1時間
 

鳥屋尾 健
(77回(入門))
 
関根 健吾
(76回(専科)、
体験学習法セミナー)
 
萩原・ナバ・裕作
(外部)
(76回(専科)
 
垣内 芳文(外部)
(体験学習法セミナー)

省令第4条第2項第一号ロ関係

環境の保全に関する指導又は協働取組の促進に必要な知識又は技能に関する事項

環境教育の全体像、インタープリテーション(自然解説
活動)の全体像を伝える。また、素材の活かし方、プロ
グラムの作り方などを伝える。

環境の保全に関する指導の安全な実施に必要な知識又は技能に関する事項

実習を通して、危険な動植物の情報や回避方法を伝える。
また、参加者の安全を確保するための視点や対象者理解の重要性を伝える。

省令第4条第2項第一号ハについて

講習等を受けようとする者の安全の確保を図るための措置

関わるスタッフに未受講の者がいる場合には、日本赤十字社の救急法講習を受講する。また、必要に合わせて更新講習を受講する。
事業前には入念な下見を行う。
ファーストエイドキットを準備する。
地域の医療機関の受入体制を確認する。

新型コロナ感染症予防のため、当団体が定めたガイドラインに沿って運営する。

■活動実績と活動計画

■育成者数実績

令和4年度育成者数 45 名
令和3年度育成者数 23 名
令和2年度育成者数 95 名
令和元年度育成者数 50 名
平成30年度育成者数 33 名
平成29年度育成者数 31 名
平成28年度育成者数 74 名
育成者の総数 1,606 名

・入門編は、参加者の約半数が初心者(学生やこれから自然体験活動や環境教育に関わる仕事をしたいと思っている方)である。近年はとくに、地域おこし協力隊や保育園や幼稚園関係の方の参加も見受けられるようになっている。併せて、地域の活動やボランティア活動、また仕事として「伝える」活動をしている方が、改めて「伝える」ということの基本事項を確認したいという理由で複数参加されていた。
・専科や体験学習法セミナーは、初心者ではなく、すでに仕事として「伝える」ことや体験活動を実施している方の参加がほとんどであった。そのため、参加動機としては「現場に活かしたい」「スキルアップのため」という理由が多かった。
参加者が働いている団体の研修として、セミナーに参加している方も複数いた。
・どのセミナーも、以前参加した方からの紹介や口コミ、また当方が発行しているメールマガジンやSNSなどの投稿から申し込まれた方が多かった。

■育成者のその後の活動状況

  • 環境教育や自然体験活動を実践している団体(自然学校、少年自然の家、ビジターセンター、水族館、動物園など)での活動
  • 自然保護や環境保全に関わる団体での活動
  • 上記団体への就職やボランティア活動への参加
  • 行政での活動
  • 地域おこし協力隊での活動
  • 青年海外協力隊への参加
  • 教育現場(保育園、幼稚園、小学校、学童保育、塾など)での実践
  • 環境教育や自然体験活動を学ぶための専門学校への進学

■育成者へのフォローアップ状況

  • メールマガジン(希望者のみ、月2回発行)やSNSによる、セミナーの案内、環境教育関係の情報の発信
     

■事業に関するPR・メッセージ

インタープリテーションや環境教育について、講義やワークショップなどの座学だけではなく、野外で自然体験プログラムを体験したり、自分たちでプログラムを実施したりするなど、実際の体験からも学ぶことができます。

また、講師からは勿論のこと、清里の自然からも、参加者さん同士からも、お互い学び合う場となっていることも特徴です。

■実施主体

事業者名 公益財団法人キープ協会
団体概要 キープとは、kiyosato educational experiment project(清里教育実験計画)の頭文字です。
1938年、故ポール・ラッシュ(アメリカ人)が、山梨県八ヶ岳南麓清里の地に建てた清泉寮を母体に「食糧」「信仰」「保健」「青年への希望」の4つを理念に掲げ、実践的なモデル農村コミュニティーづくりを目指して設立しました。以来、ポール・ラッシュの信念と行動力を基盤に、時代の要望に応えるため「環境教育」「国際交流」を加え、エコロジーとヒューマニティへの奉仕を理想とするメッセージを発信し続けています。
環境教育事業部は、その精神を継承し、1984年よりキープ協会の「環境教育」の核として、また日本の環境教育の先駆者として、多くのプログラムを開発し実践しています。
ホームページ

https://www.keep.or.jp/

住所 山梨県北杜市高根町清里3545
電話 0551-48-3795
FAX 0551-48-3228
E-mail forester@keep.or.jp