INITIATIVE OVERVIEW

取組概要

INITIATIVE OVERVIEW

第10回グッドライフアワード

消費者の「食べたい!」が「住みたい!」につながった 生活クラブと庄内地域のローカルSDGsプロジェクト

生活クラブ事業連合生活協同組合連合会

イメージ写真

活動拠点:山形県庄内地域

WEB:https://seikatsuclub.coop

取組の要旨

生活クラブと山形県庄内地域のローカルSDGsプロジェクトは、消費者と生産者という一次的な関係性にとどまらず、庄内地域の水田の維持と自給飼料の拡大を図る飼料用米の取組みや、太陽光発電所の建設、生産者による地域生協づくり、また移住定住の促進による地域の持続性確保などをともにすすめている取組みです。この背景には、水稲や青果物・果樹などの多様な農産物と、豚肉・水産物・加工食品などを、生協のしくみの上で生産と消費をしてきた、提携の歴史があります。

実績の要旨

豚肉用の飼料用米は年間8,500t生産し、酒田市の平田牧場などに出荷・給餌し、自給率向上のみならず肉質の改善にもつながっています。太陽光発電は年間18,000MWhを発電し、生活クラブ組合員に加え遊佐町役場や他の生産者の工場などにも供給しています。また移住者向け集合住宅と地域交流拠点を整備運営する『TOCHiTO』プロジェクトを酒田市及び地元事業者とすすめ、住宅全18戸はすでに満室となり来春の入居予定者が決定、新たな地域づくりが始まっています。

第10回グッドライフアワード 受賞者一覧