取組の要旨

鹿島市における地域循環共生圏の取り組みとして、2020年から「鹿島のお米で鹿島の酒を持続的に作る」ことと「鹿島市で増加する災害の防災・減災のためのグリーンインフラの活用」を目的として発足。稲作農家、酒造、鹿島市により、本来、土砂災害や水害の軽減の効果が期待されるが耕作放棄地であった棚田で稲作を行い、収穫された米で日本酒をつくり販売を実施。

実績の要旨

鹿島市が進める地域循環共生圏の構築の一つとして官民共創の形でローカルSDGsビジネスを行いたい事業者に適切な支援を行い、日本酒が好評を期すことをでき、地域の経済活性と、事業創造施策としての効果があった。 防災・減災に効果を与える棚田を特定し、稲作を行ったことで軽減効果を生み出した。森里川海が繋がる鹿島市の地形上、ラムサール登録湿地である有明海干潟の生態系保全にも長期的に好影響が期待できる。