海洋環境モニタリング調査
海洋環境モニタリング調査(平成10年度~)
令和7年度海洋環境モニタリング調査結果について
令和8年7月24日
| 環境省は、海洋環境モニタリング調査計画(8年程度で日本周辺海域を一巡)に基づき、毎年度海洋環境モニタリング調査を実施しています。本調査は、日本周辺海域の調査地点における底質・生物群集調査、海洋生物(生体濃度)の状況等について調査することにより、海洋環境の状況を把握することを目的としています。 今般、海洋環境モニタリング調査検討会での検討結果を踏まえ、令和7年度の調査結果について、以下のとおり取りまとめました。 |
令和7年度は、陸域起源の汚染を対象とした北海道南西部の噴火湾から沖合にのびる A 測線及び日本海側北部の H 測線での調査(底質調査、生物群集調査)をするとともに、仙台湾、東京湾、有明海、富山湾の4海域において海洋生物(生体濃度)調査を実施した。
その結果、底質調査では、一部の項目で過年度調査結果と比較すると高い値が検出されたが、全体としては、過年度調査結果と概ね同程度又は低い値であった。
生物群集調査では、A-1 において貧酸素環境による影響が見られた。H 測線では前回調査した平成 28 年度から海洋環境が悪化している状況は認められなかった。また、A 測線において前回調査を実施した平成 27 年度調査結果と比較すると、いずれの測点でも個体数密度が高くなっていた。H 測線において前回調査を実施した平成28 年度調査結果と比較すると、H-1、H-2’で個体数密度が高くなっていた。
生体濃度調査では、環境省「2023 年度(令和5年度)化学物質環境実態調査」、環境庁「平成 10 年度ダイオキシン類緊急全国一斉調査結果」等の結果の範囲内であった。測定結果の全体的な傾向としては、過去 25 年間の値と同程度の値を示しており、特段の汚染の進行は認められなかった。
