
温泉地の多くは、森・里・川・海といった自然のなかにあります。また、そのような自然から生み出される食は大変豊かであり、加えて寺社仏閣といった歴史・文化的遺産も豊富です。
温泉地で過ごすことは、温泉入浴だけでなく、このような自然等に囲まれて過ごすことを意味します。
これまでも温泉入浴による心身への影響は調査されてきましたが、今後は温泉地で過ごすことによるリフレッシュ効果などの心身への影響がどの程度あるのかを把握していくことが重要です。
今後、様々な温泉地で本取組を実施いただき、温泉地で過ごす効果を把握・発信していきます。
(以下、実施内容について参考掲載)
環境省ではこれまで6年に渡り、全国の「温泉地」に滞在することによる心身に与える影響についてアンケート調査を行い、実に20,000件近いデータを集約してきました。その結果は既にプレスリリースもされています。
各温泉地、温泉施設で同じフォーマットのアンケートを利用してデータベースを作成できれば、この全国データと比較して、その温泉地独自の特色やメリットを明らかにすることが可能です。
このような解析を希望する温泉地・温泉施設を全国から募集いたします。
参加を希望する温泉地・温泉施設でアンケート調査を行い、データベース作成までを行っていただければ、温泉について造詣の深い研究者がそのデータを解析し、報告書並びに研究者のコメント入りPRシートを作成してお渡しいたします。
自分の温泉地にはどのような特徴があるのかを把握・発見したい温泉地は、この機会にぜひお申し込みください。(今年度は募集を終了しました)
作業手順は以下の通りです。
① 添付のアンケート用紙を、温泉を利用した成人男女(20歳以上)に手交し、有効なアンケートを最低100枚以上集約する。
② 別途お渡しするデータベースフォーム(Excelベース)に集約したアンケート内容をもれなく入力する。
③ 事務局あてに完成したデータベースを納品する。ただし提出期限は【令和6年12月31日(火)必着】厳守。
④ 令和7年3月末に解析結果をまとめた報告書とPRシートをお渡ししますので、温泉地において有効にご活用ください。
ご希望される温泉地、温泉施設の代表者は申請書をご記入の上、事務局あてにメール添付でお申し込みください。折り返し、詳細な「作業マニュアル」「提出用データベースフォーム(Excel)」をお送りいたします。
■添付書面
■データ解析の申込先
全国「新・湯治」効果測定調査プロジェクト事務局(一般財団法人日本健康開発財団)
メール:info@jph-ri.or.jp
■データ利用規約の概要
本プロジェクトで収集したデータを、一定の手続きを経て利用を認められたときは、研究等に利用することができるようになりました。
本データの利用をご希望の場合は、全国「新・湯治」効果測定調査プロジェクト事務局までお申込みください。
■データ利用の申込み方法
WEBよりお申込みください。事務局より、データ利用規則および申請書類をお送りいたします。
■データ利用についてのお問い合わせ
<お問い合わせ先>
プロジェクト事務局(一般財団法人日本健康開発財団)
メール:info@jph-ri.or.jp
Tel:03-5290-1621(受付時間 平日(月~金)10:00~16:00)