温泉熱の有効活用について
温泉熱の可能性
温泉井戸は全国に27,000本以上が存在しています。温泉熱は、地域固有の熱源として高いポテンシャルを持ち、多段階での有効活用が可能です。また、近年では、温泉旅館や日帰り温浴施設だけにとどまらず、観光施設や商業施設で温泉熱を熱・電気エネルギーとして利用した事例も増えていますが、その有効活用は必ずしも進んではいません。
今後、温泉熱を有効に活用していく取組みが期待されています。
温泉熱の有効活用にむけて
環境省では、さらなる温泉熱の有効活用を促進するため、温泉熱に関しての広範な理解を得ることで、その有効性を示すことが重要であると考え、「温泉熱有効活用に関するガイドライン」を策定しました。
今後、本ガイドラインをチーム 新・湯治のチーム員、自治体及び温泉事業者等に広く周知することにより、温泉熱の多段階利用による地域の低炭素化の推進と温泉熱を活かした地域活性化を図ります。
<ガイドライン>
<パンフレット>
<温泉熱利用検討ツール>
<事例集>
温泉設備高効率化改修の促進について
環境省では、今後更新が進められる温泉供給設備において、より省エネ効果が高い設備への更新を行うことで、温泉街を中心とした地域全体での省エネ化と再エネ設備導入の促進を図るため、手引き等を作成しました。
<手引き>
<CO2削減効果算出ツール>
温泉熱有効活用に関する支援策について
環境省では、温泉熱の有効活用に向けて、補助事業を行っております。