自然環境・生物多様性

特別地域内において捕獲等が規制されている動物(指定動物)

和名

オガサワラアオイトトンボ

学名

Indolestes boninensis

指定する国立・国定公園

小笠原国立公園

特徴

腹長33~41mm、後翅長24~27mm。体色は淡黄色の地に黒みのある唐金色の条斑がある。小笠原諸島でのみ生息。羽化は挺水(ていすい)植物や岸辺の草等で行う。産卵は水中の挺水植物の茎等の植物体内部に生みつけるが、時に樹木の枝等に行うこともある。

現状

絶滅危惧IA類(CR)。生息域の開発や外来生物等により父島では絶滅したと考えられている。本種は収集の対象となっており、捕獲も容易であることから、生息域が減少する中、さらに捕獲されることで絶滅するおそれがある。

指定による効果・目標等

生息に適した水環境の復元等を実施しながら捕獲規制を行うことにより、種の絶滅を防止する。

写真

写真:オガサワラアオイトトンボ 雄

環境省 自然環境局 国立公園課
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