「自然大好きクラブ」は、自然とのふれあいをより推進していくために、1997年7月に環境省が設立したネットワークです。
自然大好きクラブは自然を愛する人のためのネットワークです。
東京都のコースは、起点の八王子市梅の木平から、ゆるやかな起伏の続く都県境尾根を経て、奥多摩山地を南から北へ横断する変化に富んだルートで、明治の森高尾国定公園、都立高尾陣場自然公園、秩父甲斐多摩国立公園の三つの自然公園区域を通って奥多摩町上日向までの延長約74.4km、7コースが設定されています。
「関東ふれあいの道」の出発点。都県境尾根から見え隠れする津久井湖や相模川、小仏城山山頂からは相模湖、丹沢の山々、富士山などの眺望がみごと。
〈距離〉16.2km 〈所要時間〉5時間35分 〈難易度〉3
〈区間〉梅の木平 ~ 三沢峠 ~ 大垂水峠 ~ 一丁平 ~ 高尾山 ~ 高尾山口駅
〈〉梅ノ木平分岐の指導標・案内板、大洞山山頂の標識
東海自然歩道の起点から高尾山を経て陣場山に至るみち。景信山から陣場山に至る周辺一帯は生息する鳥の種類も多く、運が良ければ、夏にはオオルリが見られる。
〈距離〉19.4km 〈所要時間〉6時間55分 〈難易度〉3
〈区間〉高尾山口駅 ~ 高尾山 ~ 城山 ~ 小仏峠 ~ 景信山 ~ 陣場山 ~ 陳馬高原下
〈〉景信山山頂の標識
和田峠から笹尾根(都県境)を辿るみち。美しい新緑や鮮やかな黄葉の中から望む富士山の展望はみごと。
〈距離〉14.7km 〈所要時間〉5時間35分 〈難易度〉3
〈区間〉陣馬高原下 ~ 和田峠 ~ 醍醐丸 ~ 生藤山 ~ 熊倉山 ~ 浅間峠 ~ 上川乗
〈〉生藤山山頂の標識
桧原村上川乗から浅間嶺を越えて払沢の滝に至るみち。浅間尾根は甲州中道といわれた古い官道で、中世甲州街道として重視される一方、生活道路として利用されていた。
〈距離〉8.0km 〈所要時間〉3時間30分 〈難易度〉2
〈区間〉上川乗 ~ 浅間嶺 ~ 瀬戸沢 ~ 時坂峠 ~ 払沢の滝 ~ 北秋川橋
〈〉浅間嶺の標識
このみちには、三段になって落ちる天狗の滝や、綾滝、大滝がある。大滝から養沢に通じる林道の途中には、東京都指定の天然記念物の大岳鍾乳洞がある。
〈距離〉9.0km 〈所要時間〉3時間15分 〈難易度〉3
〈区間〉北秋川橋 ~ 千足 ~ 天狗の滝 ~ 綾滝 ~ 富士見台 ~ 大滝 ~ 上養沢
〈〉富士見台山頂の標識
都心方面の展望がよい。日の出山から山岳信仰の御岳山を経て多摩川沿いの御岳渓谷遊歩道を廻るみち。四季を問わず多くのハイカーに親しまれている。
〈距離〉11.5km 〈所要時間〉4時間30分 〈難易度〉2
〈区間〉上養沢 ~ 養沢鍾乳洞 ~ 日の出山 ~ 御岳山 ~ 御岳渓谷 ~ 御嶽駅
〈〉日の出山山頂の標識
JR御岳駅から岩茸石山、ゴンジリ峠を超えて上日向に至るみち。岩茸石山から棒ノ嶺に至る一帯はスミレの種類が多いことで知られる。
〈距離〉13.1km 〈所要時間〉5時間 〈難易度〉3
〈区間〉御嶽駅 ~ 惣岳山 ~ 岩茸石山 ~ ゴンジリ峠 ~ 棒ノ嶺 ~ 百軒茶屋 ~ 上日向
〈〉惣岳山山頂の青渭神社、棒ノ嶺山頂の標識
お問い合わせ先 |
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配布場所
料金一部有償(郵送配布のみ送料代を切手で負担) 地図情報のお問い合わせ先
環境局自然環境部 緑環境課 自然公園係
電話:03-5388-3508 東京都の自然歩道ホームページ |
※ 所要時間:平地1km約15分、山地1km約20~30分を目安にした歩行時間。
※ コースの難易度:のマークの数が多い程、難易度がアップします。
※ 歩行時間、難易度は天候・グループ構成によって異なります。無理のないペースで歩いてください。
※ ⇒は、本ルートから分岐するバリエーションコースとして紹介しました。