『ありがとうあらかわーさいたま市大宮地域―』

『ありがとうあらかわーさいたま市大宮地域―』


絵本PDFデータ



イベントチラシデータ



「≪森里川海ふるさと絵本≫ありがとう あらかわーさいたま市大宮地域ー」は、こうして作りました。

令和元年10月14日(月・祝)に、大宮ソニックシティ603号室にて、キックオフイベントを開催しました。 地域の皆さん含めて77名の方が参加し、地域の子どもたちに伝えたい大宮の歴史・文化・生活を話し合いました。

大宮絵本づくりキックオフイベント開催レポート

聞き書き会の開催
「西区、北区、見沼区、大宮区」にて聞き書き会を実施。第1回目は大宮西区。参加した地元自治会役員方々が、地域で抱えてきた問題や、歴史、文化、地域での遊びや祭、建物等の話が出ました。また、荒川で泳ぐ、遊ぶ人もいたことが確認されました。
議論したキーワード
1、川の合流 2、酒蔵 3、夏祭り 4、田畑の風景 5、懐かしい食べもの 6、昔の川越線(西武時代) 7、昔はいた生き物 8、川越(川向う)との関係 9、昔の子供の役割 10、地域を担う人育て

北区は、埼玉県立いずみ高校の教師、生徒が参加。 北区と西区との違いは、地形にあるといいます。北区は大宮台地の高台の部分にあたるため、昔から自然災害が少なく、大宮宿と上尾宿の間のエリアという事で古くから人が住んでいたという話がでました。 井戸の水もまだ飲めるそうです
議論したキーワード
1、氷川神社 2、大宮公園 3、鉄道の分岐点と踏み切り 4、盆栽 5、競馬場 6、井戸水 7、料亭 8、警察学校 9、平地 10、旧中山道 11、操車場 12、鉄道博物館

見沼区の会は、参加者が多く、各テーブルに高校生が3名ずつ座りました。慣れたこともあり、高校生からは「北区では」と言ったように、前回より積極的に大人たちをリードする場面が多々見受けられました。
集会室議論したキーワード
1、みぬまと風景 2、井戸水 3、昔の商店・店 4、食卓 5、農家の営み 6、祭と人々の成長 7、精神文化 8、家の中の子供の役割 9、節分 10、川魚料理

大宮区では、聞き書き会をまとめて、マップづくりを行いました。
感想は下記のとおり。
高校生「登校していた、通っていた地域が、直接当時の話を伺うことで、自分ごとのように覚えることができた」。
年長者「我々はもっと語ってくればよかった。大宮の地域には何もないと勝手に考えてしまい、地域の目の前にあることが見えず、子供たちの興味が『まさかこんなことか?』と思う発見が多くあった。こういう機会は続けて欲しい」。
区役所「最初はどうなるか全くわかりませんでしたが、見ていて自分も地域のことを自然と話していました。コミュニティ課としても活用できそうは技法ですので、これから考えてみたいと思います。来年度、絵本の出来栄えが楽しみです」。

台割(案)

制作物提出及び、構図確認作業①

制作物提出及び、構図確認作業②
農村・田畑・川・生き物

制作物提出及び、構図確認作業③
昭和の風景・井戸水・お手伝い・洗濯板・桶