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エコツーリズム推進法

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2.廿日市市のエコツーリズム推進全体構想はどのようなものですか?

宮島エコツーリズム協議会全体構想

宮島エコツーリズム協議会全体構想[ PDF(635KB) 新規ウィンドウで開きます

自然観光資源図[ その1(591KB) 新規ウィンドウで開きます ] [ その2(497KB) 新規ウィンドウで開きます

宮島エコツーリズム協議会全体構想の概要[ PDF(1,454KB) 新規ウィンドウで開きます

1 全体構想の目的

広島県西部に位置する「宮島」は、廿日市市における圧倒的な存在感を有するランドマークであるとともに、嚴島神社を中心とした建造物群や前面の海、後背に位置する彌山原始林は、ユネスコ世界遺産に登録され、国内有数の観光地として知られている。

また、宮島全島が自然公園法に基づく瀬戸内海国立公園、文化財保護法に基づく特別史跡および特別名勝「厳島」に指定され、自然・文化資源に恵まれた地域として、古来から人々の信仰、生活と密接した歴史を紡いできた。

こうした宮島の魅力ある豊かな自然と歴史および文化などの地域資源の保全を図りつつ、観光関連産業をはじめとした各産業の持続と活性化を推進し、宮島のブランド力を高めながら、地域振興に資することを目的として、「宮島エコツーリズム推進全体構想」を作成した。

2 エコツーリズム推進全体構想の概要

(1)エコツーリズムを推進する地域

宮島全域及び周囲の海域を対象とする。

全島が国立公園や特別史跡・特別名勝に指定されており、また、海域からの景観も重要な要素となるため、推進地域の範囲には陸域だけでなく周辺の海域を含める。

(2)対象となる主な自然観光資源
(自然環境に係るもの)
  • 動物・水生生物(シカ、ウミネコ、シジュウカラ、ハクセンシオマネキ、テッポウエビなど)、昆虫(ミヤジマトンボ)、植物群落・植物(クスノキークマノミズキ群落、アセビなど)、滝(白糸の滝)、自然景観(弥山、駒ヶ林など)など
(風俗習慣、伝統的な生活文化に係るもの)
  • 生活・産業的な資源(カキ筏など)、芸能(嚴島神社で現在舞われている舞楽、神能など)、祭りと行事(御島巡式、管絃祭、氏神祭など)、食文化(太閤の力餅、もみじ饅頭など)など

(3)エコツーリズムの実施方法

①守る(世界遺産を擁する宮島の自然を理解し、守り、未来へ継承する)

②活かす(美しい宮島の自然の恵みを活かし、持続的に発展させる)

③つなぐ(美しい宮島の自然を通して、本土側を含めた地域住民と訪れる人との交流の場を提供する)

以上3つの基本方針のもと、地域振興に資することを目的として、エコツーリズムを推進する。

主なエコツアー

海浜における生物、植物観察ツアー、海のクリーンアップ作戦(原生林や海浜の保全・継承)、海上(船上)での参拝ツアー(伝統文化の理解・継承)、史跡めぐり(史跡の保全・継承)など

(4)エコツーリズムの推進体制

宮島エコツーリズム推進協議会

(瀬戸内海エコツーリズム協議会、宮島観光協会、自然環境ネットワークSAREN、宮島コンシェルジュ、宮島水族館、宮島地区パークボランティアの会、宮島地域コミュニティ推進協議会、みやじま紅葉の賀、Okeiko japan、宮島登録ガイド連絡会、宮島町漁業協同組合、宮島町商工会、林野庁、広島県、廿日市市など)

宮島エコツーリズム推進全体構想 エコツアーの様子

海浜生物観察
弥山登山ツアー
海浜生物観察 弥山登山ツアー
船上参拝ツアー
路地裏(山辺の古径)散策
船上参拝ツアー 路地裏(山辺の古径)散策

主な自然資源

紅葉谷公園
弥山原始林
紅葉谷公園 弥山原始林
弥山頂上・巨石群
白糸川
弥山頂上・巨石群 白糸川

>>3.お問い合わせ先、参考ページ