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エコツーリズム推進法

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宮島エコツーリズム推進協議会(広島県廿日市市)

全体構想認定書授与式

全体構想認定書授与式の様子

瀬戸内海に位置する宮島は日本を代表する観光地であり、海外では高い人気を誇っています。2019年1月にニューヨークタイムスに記載された記事「2019年に世界で行くべき52の場所」に、日本では唯一、「瀬戸内諸島」だけが世界の第7位に選定されました。この評価は瀬戸内海「宮島」に代表される素晴らしい環境資源そのものでした。近年、インバウンドである欧米旅行者は宮島をツアー候補地に入れてきています。なぜならば、宮島は「日本三景」の1つとして国民に愛され、「瀬戸内海国立公園」、「世界文化遺産」、「ラムサール条約」と認定され、観光資源価値の高い自然と文化歴史が存在するからです。

これまで宮島は国内外から460万人を超える観光客の来島がありました。しかし、観光の主体が嚴島神社周辺であり滞在時間が数時間と短いもので、宮島の多様な観光資源を満喫することなく早く帰島される状態となっていました。観光客も団体旅行等の大量集客型が多く、個人志向に合った質の高いツアースタイルとはなっていませんでした。

そこで、2015年に策定された「廿日市市観光振興基本計画」により、「宮島は観光の質の向上をめざし、その風土や文化を理解する観光の担い手の定住と人材育成を進め、その取組を通じて宮島のブランド力を高めることにより“一流の国際観光拠点”を目指す」ことを掲げ、2017年には「宮島エコツーリズム推進協議会」が設置されました。宮島での主体的な活動推進体制を構築するため、「宮島エコツーリズム推進全体構想」を策定し、このたび瀬戸内海国立公園の離島で、しかも、中国地方で初めての認定をいただきました。これからの旅の形や価値観が大きく変わりつつあり、これまでの慌ただしい大量集客型から、自由な個人志向型の観光になっていきます。エコツーリズムのメッカである宮島との観光友好都市「モン・サン=ミッシェル」に負けない"一流の国際観光拠点”として 質の高いエコツーリズムを提供していきたいと思います。

 

宮島エコツーリズム推進協議会(広島県廿日市市) 会長 上嶋 英機

宮島エコツーリズム推進協議会(広島県廿日市市)

会長 上嶋 英機