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エコツーリズム推進法

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1.東近江市ではどのようにエコツーリズムに取り組んでいるのですか?

地域概要

東近江市は、滋賀県の南東部に位置し、市域の56パーセントを森林が占め、東部の鈴鹿山脈から西部の琵琶湖までが一級河川の愛知川や日野川でつながり、森、里、川、そして湖(うみ)といった多様な自然環境に育まれてきた暮らしや生業が調和した、人の心の奥にある癒しの風景「原風景(人と自然の関係性の中でつくられてきた多様でさまざまな資源の供給力を維持する風景)」を見ることができるまちです。

「森」

鈴鹿の山々の麓で、政所茶や木地師文化が育まれてきた山村風景が見られる地域

「里・川」

里山が点在する平野に近江商人の町並みなどの歴史文化、伝統的産業が受け継がれてきた地域

「湖(うみ)」

琵琶湖とその内湖が生活を支え、集落内の水路など、水が暮らしの中で息づく地域

東近江市森里川湖の原風景イメージ

現状と課題

この「原風景」を維持するには、住民が地域に愛着と誇りを持つとともに、エコツーリズムの推進を通じて多くの人が行きたい・住みたいと思える地域づくりが必要です。

「地域の課題」

  • 森里川湖の多様な自然環境の悪化
  • 生物多様性の衰退
  • 集落やコミュニティの担い手不足
  • 農林水産業の担い手不足
  • 市外での消費による資金流出

 

一方、エコツーリズムを取り入れていくためには、下記のような課題があります。

「エコツーリズム推進の課題」

  • エコツーリズムの基本的な考え方の共有
  • 推進体制の確立
  • エコツアーガイド・実施者の不足
  • 資金調達の仕組みづくり(財源の確保)
  • 環境整備(地域資源の劣化)

取組

地域課題の解決を進めていくためにも、エコツーリズムの推進を通じて、豊かな自然資源を土台に人的資源、人工資源、社会関係資源を効果的につなぎ、その魅力を高めるとともに、地域の活力を創出し、東近江市の森里川湖の「原風景」を将来世代に継承する目的のため本構想を策定し進めていきます。

「基本理念」

東近江市の森里川湖の原風景を未来につなぐエコツーリズム

「基本方針」

  • 原風景の活用
  • 原風景の再評価、保全・再生
  • 原風景を次代につなぐ仕組みづくり
  • エコツーリズムの理念の共有と普及

主なツアープログラム

本全体構想に掲げる基本理念と基本方針を実現するため、下記の基本的な考え方に沿ったツアーを東近江市におけるエコツアーとして認定し、エコツーリズムの推進を図っていきます。

  • 原風景の魅力を引き出し、活用するツアー
  • 原風景を次代につなぐツアー
  • 原風景を再評価し、保全・再生するツアー
  • エコツーリズムの理念の共有と普及をするツアー

(主なツアーの写真)

湖辺の郷伊庭のガイドウォーク
茶摘み体験
湖辺の郷伊庭のガイドウォーク 茶摘み体験
シロヤシオを愛でる釈迦ヶ岳ツアー 
そとイコ!女性のための素敵時間
星空観察会 洞窟探検

>>2.東近江市のエコツーリズム推進全体構想はどのようなものですか?