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環境省ホーム政策分野・行政活動政策分野一覧自然環境・生物多様性生物多様性の観点から重要度の高い海域沖合表層域 > 404 黒潮続流・冷水塊海域

 

沖合表層域 404 黒潮続流・冷水塊海域

【注記】沖合表層域は物理的に流動する(海流の流路や季節により海域特性が変動する、またこれらにともない生物の産卵場、分布域なども変動する)特色があることから、重要海域の区域を空間的に固定して抽出することは困難である。また、利用できるデータや手法も現段階では非常に限られている。これらの課題はあるが、沖合表層図は、平成23-25年度時点で活用出来るデータ、解析手法を用いて機械的に行った結果として、沖合表層域の重要な海域の確率論的な分布を示すものとして作成された。しかし、生態学的特徴からは連続していると考えられるような場所が、機械的な解析により分断されているなど問題もあるので、今後の見直しまでにさらなる調査を行ってデータの充実を図り、また解析手法の見直しも行い、精度を上げていく必要がある。

基本情報 別ウィンドウが開きます出典

面積(平方キロメートル) 7901

※抽出基準ごとに表示されている数字は各重要海域の解析スコアの最大値を表示している。

選定理由 別ウィンドウが開きます抽出基準

MARXANにより選定されたため

特徴 別ウィンドウが開きます出典

当該海域は、黒潮親潮移行域あるいは混合水域とも呼ばれる親潮と黒潮の混合する海域で、複雑なフロント構造が発達する。しばしば黒潮続流の蛇行の峰が形成され、黒潮域から親潮域へと回遊する生物の重要な輸送・回遊経路となっている。

(注記:平成23-25年度時点で活用できるデータ、解析手法を用いて機械的に行った結果として、当該海域が抽出されているが、生態学的特徴からは連続していると考えられるような場所が、機械的な解析により分断されているなど問題もある)

生物情報の例(別ウィンドウが開きます出典

■基準2
 【頭足類】
  ホタルイカ(産)

※掲載種は抽出基準に合致するとして解析に用いた種のリストであって、当該海域に分布する種全てではない。

(繁):繁殖地
(産):産卵海域

 

 

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