地球環境・国際環境協力

モントリオール議定書

ウィーン条約・モントリオール議定書

オゾン層保護を目的とした国際的枠組みを定めた「オゾン層の保護のためのウィーン条約」が1987年に、同条約に基づいてオゾン層破壊物質の生産・消費を規制する「オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書」が1989年に発効されました。同議定書はオゾン層破壊物質の生産・消費の削減に寄与し、1980年代以降に拡大していたオゾンホールの拡大がみられなくなるなど一定の成果をあげてきました。しかしながら、その一方で、オゾン層破壊物質の代替として使用されている温室効果の高いハイドロフルオロカーボン(HFC、通称「代替フロン」)の生産・消費が増加の一途を辿っています。このため、2016年、同議定書のキガリ改正が採択され、HFCも同議定書の削減義務の対象になりました。

オゾン層の保護のためのウィーン条約(和文 [PDF 44KB]:仮訳)


モントリオール議定書の締約国会合の結果 (外務省サイト)

モントリオール議定書締約国会合|外務省 (mofa.go.jp)
 

議定書締約国会合の決定に基づく国家戦略

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