事業概要

先端技術を的確に社会実装・普及させて脱炭素社会を実現するために、
国の政策を踏まえつつ地域社会ニーズを解決するトップダウン(オープンイノベーション)型と、
技術シーズに基づくボトムアップ型、また、アワード型の取組みを並行して進めます。

  • 1. 優先テーマ枠

    様々な意見でイノベーションを起こす

    先端技術を社会実装・普及させ、脱炭素社会を実現させるためには、トップダウンの国の政策(第五次環境基本計画やパリ協定に基づく成長戦略としての長期戦略等)とボトムアップ型の取り組みの連動が重要です。また、地域社会のニーズや課題解決に繋げるとともに、社会の脱炭素化を目指すためには、実際に利用するユーザー等の関与も含めたオープンイノベーションの視点が必要です。そこで、国の政策を踏まえつつ、地域社会におけるニーズのヒアリングにより相互に連動した課題を優先テーマとして新たに設定し、様々なステークホルダーがイノベーションのパートナーとして参画するオープンイノベーション型の取り組みを実施します。

  • 2. ボトムアップ型分野別技術開発・実証枠

    地域での取り組み

    「地域循環共生圏」の構築及び「脱炭素社会の実現」に向け、将来的な地球温暖化対策の強化につながり、各分野におけるCO2削減効果が相対的に大きいものの、開発研究費用等の問題から、民間の自主的な取組だけでは十分に進まない技術開発・実証を対象とします。

    • 脱炭素社会に向けた社会変革分野
      (「気候変動×社会変革」)

      車や建築物単体のみならず、交通やエネルギー、建築構造物といった社会インフラや社会システム全体において、最適化によるエネルギー消費の大幅低減に繋がるイノベ ーションの創出を目指します。

      • 水素・バッテリー・キャパシタ・蓄熱等による蓄エネ技術、エネルギーインフラ・情報インフラ等の社会システムをIoT・AI・ビッグデータ解析等により自立分散化・高効率化・省資源化等により高度化することで脱炭素化をはかるシステム革新技術、人々の行動変容を促してライフスタイルの脱炭素イノベーションにつなげるシステム技術等。
      • 電気自動車(EV)・燃料電池車(FCV)等の性能向上・低コスト化技術、鉄道・船舶・飛翔体等の自動車以外の運輸部門におけるエネルギー等効率向上技術、及びこれら実用化に必要な交通システムの脱炭素化インフラ・オペレーション技術等。
      • 建物設備機器の省エネ化・再生可能エネルギー導入等による住宅・オフィスのエネルギー効率向上・ゼロエミッション化技術等。
    • 脱炭素社会に向けた地域資源活用・循環型経済分野
      (「気候変動×サーキュラー・エコノミー」)

      各地域が特性を生かし、資源循環する自立・分散型の社会を形成しつつ近隣地域と共生し、AIやIoT等の技術も活用し、広域的なネットワークで地域資源を補完・有効活用し、 地域活性化にも繋がる地域循環共生圏の構築に資するイノベーションの創出を目指します。

      • 太陽光・風力・小水力・地熱・波力等の地域特有の再生可能エネルギー導入促進技術、海洋エネルギー(波力・潮力・海洋温度等)発電の変換効率・耐久性・経済性向上、再生可能エネルギー由来の水素から発電する燃料電池高性能化技術等。
      • 廃棄物系バイオマスの収集から利用までのシステム全体の低コスト化技術等。
  • 3. アワード型イノベーション発掘・社会実装加速化枠(R3年度より)

    我が国の大幅なCO2削減に資する技術のイノベーションと開発した技術の用途拡大や実用化率を向上させ、大幅なCO2削減に資する技術の社会普及につなげるため、これまで事業者が実施してきた開発・実証等の実績を踏まえ、環境省が目指す新たな脱炭素社会像に対する貢献度や製品化・市場創出への期待度の高いイノベーションアイデアを有する者を審査・選定します。 令和2年度において、高い実績を持ち、製品化・市場創出への期待度の高いとして表彰された者に対し、表彰された脱炭素社会像に対する貢献度や製品化・市場創出への期待度の高い、イノベーションアイデアを、社会実装に向けてより開発・実証計画を具体化させた提案を募集します。