令和5年度 地域共創・セクター横断型カーボンニュートラル技術開発・実証事業(二次公募)について
1.公募実施期間
令和5年5月26日(金)~ 同年7月6日(木)15:00
2.対象等
対象:民間企業、大学、団体 等
内容:委託、補助(補助率最大1/2)
3.対象枠及び予算、実施期間等
地域共創・セクター横断型テーマ枠(「気候変動×建築」、「気候変動×農山漁村」、「気候変動×地域交通」)
- 概要
- 脱炭素社会を実現させるためには、CO2排出削減技術の高効率化や低コスト化のための技術的な課題を解決し、優れたCO2排出削減技術を生み出し、実社会に普及させていくことで、将来的な地球温暖化対策の強化につなげることが極めて重要です。また、地域のニーズや課題解決に繋げるとともに、社会の脱炭素化を目指すためには、実際に利用するユーザ等の関与も含めたオープンイノベーションの視点が必要です。そのため、国の政策を踏まえつつ、地域社会におけるニーズ及び各省庁における取組について、相互に連動した課題をテーマとして設定し、様々なステークホルダがイノベーションのパートナーとして参画する地域共創・セクター横断型の取組を実施します。
令和5年度においては、脱炭素化を目指す地区のニーズに対応すべく、省庁連携を通じてイノベーションの迅速な社会実装を支援することを目指し、特に以下のテーマについて重点的に実施します。 - 分野
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① 「気候変動×建築」
さらなる再エネ導入の拡大や、ストックの省エネ改修技術・共同住宅向け技術の開発、高効率な省エネ機器の開発、住宅・建築物のエネルギー管理システムの導入、 地域の再エネ導入拡大に寄与するビル等の開発のような「気候変動×建築」に資する技術の開発・実証を重点的に支援します。
② 「気候変動×農山漁村」
農山漁村は、土地、水、バイオマスなどの資源が豊富に存在し、再エネの利用面で高いポテンシャルを有しています。このポテンシャルの活用のために、農山漁村の資源や設備を高度に活用した、調整電源・ベースロード電源の脱炭素化や、再エネの導入拡大や効率的な利用に向けた地産地消型エネルギーシステムの構築のような「気候変動×農山漁村」に資する技術の開発・実証を重点的に支援します。
③ 「気候変動×地域交通」
地域住民の移動等においても不可欠な交通手段で、我が国の経済活動や国民生活を支える基幹的輸送インフラである、鉄道や航空機、船舶等における、運用面やインフラ整備を含めた省エネ化・ゼロエミッション化のような「気候変動×地域交通」に資する技術の開発・実証を重点的に支援します。
- 予算
- 1課題当たりの単年度の予算額は3千万円~5億円程度(補助金は総事業費ベースになりますので、補助率1/2以内で1.5千万円~2.5億円程度)とします。
提案内容に応じて、委託、補助の区分を選択して御応募ください。 - 実施期間
- 原則として3年度以内とします。
ボトムアップ型分野別技術開発・実証枠
- 概要
- 「地域循環共生圏」の構築及び「脱炭素社会の実現」に向け、将来的な地球温暖化対策の強化につながり、各分野におけるCO2削減効果が相対的に大きいものの、開発リスク等の問題から、民間の自主的な取組だけでは十分に進まない技術開発・実証を対象として実施します。
- 予算
- 1課題当たりの単年度の予算額は3千万円~5億円程度(補助金は総事業費ベースになりますので、補助率1/2以内で1.5千万円~2.5億円程度)とします。
提案内容に応じて、委託、補助の区分を選択して御応募ください。 - 実施期間
- 原則として3年度以内とします。
※地域共創・セクター横断型テーマ枠、ボトムアップ型分野別技術開発・実証枠の併願はできません。
5.提案資料提出先
地域共創・セクター横断型カーボンニュートラル技術開発・実証事業事務局((一社)国際環境研究協会)
Email:koubo-ontai@airies.or.jp
TEL:03-5812-2105
6.連絡先
<本応募に関する事務的問い合わせ先__事務局>
〒110-0005 東京都台東区上野 1-4-4
一般社団法人 国際環境研究協会
E-mail: koubo-ontai@airies.or.jp