地球環境・国際環境協力

平成26年度潮流発電技術実用化推進事業の公募結果について(お知らせ)

平成26年7月
環境省 地球環境局

 平成26年5月14日から6月13日まで事業実施者の公募を行った「平成26年度潮流発電技術実用化推進事業」について、この度、採択案件を決定したのでお知らせします。

1.事業の概要

 再生可能エネルギーの導入量の拡大と温室効果ガスの削減を更に進めるため、国内の海域に適し、普及可能性が高く、環境影響も小さい潮流発電の開発及び実証を行います。

2.審査方法

 外部専門家から構成される審査委員会においてヒアリングを行い、以下の観点から採否等について審査を実施しました。

  1. a)開発・実証の妥当性 : 本事業の目的、趣旨と合致しているか。
  2. b)技術的意義 : 採用する技術・システムに実用性、先導性、発展性があるか。
  3. c)社会的意義 : 地球温暖化対策を推進する上での社会的・経済的・行政的な必要性が高いか。
  4. d)実施体制・実施計画 : 事業実施体制・実施計画が妥当であるか。
  5. e)目標設定・達成可能性 : 事業の成果及びCO2削減効果の目標の設定は妥当かつ十分であるか。また、目標の達成が見込まれるか。
  6. f)事業化・普及の見込み : 早期の事業化、普及が見込まれるか。
  7. g)経費の妥当性 : 事業の目標を達成するために経費は十分であるか、過剰に計上していないか。

3.審査の結果

 本事業の公募に対し5件の応募があり、審査の結果下記の2事業者を採択しました。

代表事業者実証場所期間
東亜建設株式会社 長崎県五島市沖 平成26~30年度(予定)
三菱重工業株式会社 兵庫県淡路市岩屋沖 平成26~30年度(予定)

 毎年度中間審査を行い、経費・事業計画の見直しの要否や事業継続可否の判断をします。

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