中央環境審議会水環境・土壌農薬部会農薬小委員会(101回)議事要旨

開催日時

令和8年6月17日(水)13:30~16:30

開催場所

WEB会議システムにより開催

出席委員

委員
浅見 真理

臨時委員
石塚 真由美
五箇 公一
山本 
裕史(委員長)

専門委員
天野 昭子
後藤 千枝
白岩 豊
須戸 幹
成田 伊都美
(敬称略、五十音順)

 

議題

(1)生活環境動植物の被害防止に係る農薬登録基準として環境大臣が定める基準の設定について
   ・フロリルピコキサミド
   ・インダノファン ※再評価対象
   ・シハロホップブチル ※再評価対象
   ・フェントラザミド ※再評価対象
   ・メタミトロン ※再評価対象
(2)水質汚濁に係る農薬登録基準として環境大臣が定める基準の設定について
   ・アラクロール ※再評価対象
(3)その他
   ・「生活環境動植物の被害防止に係る農薬登録基準値(案)」及び「水質汚濁に係る農薬登録基準値(案)」に対する意見募集の結果について
   ・農薬小委員会で提示する水道統計データの集計方法について

議事

〇 諮問事項「農薬取締法第4条第3項の規定に基づき環境大臣が定める基準の設定等について」に関して審議が行われた。
【生活環境動植物関係】
 フロリルピコキサミド、インダノファン、シハロホップブチル、フェントラザミド、メタミトロンに関する生活環境動植物の被害防止に係る農薬登録基準の設定について審議が行われ、事務局案のとおり基準を設定することとされた。
 フロリルピコキサミドについては、作用機構をより詳細に記載してはどうかとの意見があった。
 インダノファン及びフェントラザミドについては、水域PEC が水域基準値(案)の10 分の1以下になることが確認できないことから、新たに農薬残留対策総合調査等における水質モニタリング調査の対象農薬とすることとされた。
 メタミトロンについては、鳥類の毒性試験における供試鳥(ウズラ)の平均体重が一般的なものより大きいとの指摘があり、事務局で確認し改めて結果を共有することとなった。
 その他、各評価書の総合評価の記載ぶりについて、評価書のまとめに当たる部分であり、幅広い方々が読むことも想定し、今後、誤解の生じにくい表現に工夫することも重要との意見があった。また、各評価書の毒性試験成績における準拠ガイドライン欄について、ガイドライン策定機関(OECDや米国EPA)が分かるように記載することとされた。
 
【水質汚濁関係】
 アラクロールに関する水質汚濁に係る農薬登録基準について審議が行われ、事務局案のとおり基準を設定することとされた。
 
〇 「生活環境動植物の被害防止に係る農薬登録基準値(案)」及び「水質汚濁に係る農薬登録基準値(案)」に対する意見募集の結果について事務局から報告し、手続を進めることが了承された。
 
〇 農薬小委員会で提示する水道統計データの集計方法について、評価の信頼性や資料のわかりやすさの向上を図る観点から、集計方法及び農薬小委員会資料における記載方法の整理・精緻化を行った旨の説明をし、事務局案のとおり了承された。委員から、農薬の環境中濃度の参考情報として、引き続き、水道統計データを評価に有効に活用すべきである旨の意見があった。
 
以  上