中央環境審議会自然環境部会自然公園小委員会議事要旨(第5回)
開催日時
平成15年 6月30日(月)14:30~16:00
開催場所
経済産業省別館9階第944号会議室(東京都千代田区霞が関1-3-1)
議題
諮問事項 |
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[1] |
瀬戸内海国立公園(岡山県地域)の公園区域及び公園計画の変更について |
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[2] |
利尻礼文サロベツ国立公園の公園計画の一部変更について(北海道自然歩道関係) |
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[3] |
知床国立公園の公園計画の一部変更について(北海道自然歩道関係) |
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[4] |
阿寒国立公園の公園計画の一部変更について(北海道自然歩道関係) |
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[5] |
大雪山国立公園の公園計画一部変更について(北海道自然歩道関係) |
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[6] |
支笏洞爺国立公園の公園計画の一部変更について(北海道自然歩道関係) |
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[7] |
釧路湿原国立公園の公園計画の一部変更について(北海道自然歩道関係) |
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[8] |
支笏洞爺国立公園の公園計画の一部変更について(北海道自然歩道関係) |
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[9] |
釧路湿原国立公園の公園計画の一部変更について(北海道自然歩道関係) |
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[10] |
支笏洞爺国立公園の公園計画の一部変更について(北海道自然歩道関係) |
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[11] |
釧路湿原国立公園の公園計画の一部変更について(北海道自然歩道関係) |
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[12] |
国立公園事業の決定、変更及び廃止について |
議事経過
(1) |
瀬戸内海国立公園(岡山県地域)の公園区域及び公園計画の変更について審議がなされ、適当であるとの結論に至った。 |
(2) |
利尻礼文サロベツ国立公園の公園計画の一部変更について(北海道自然歩道関係)審議がなされ、適当であるとの結論に至った。 |
(3) |
知床国立公園の公園計画の一部変更について(北海道自然歩道関係)審議がなされ、適当であるとの結論に至った。 |
(4) |
阿寒国立公園の公園計画の変更について(北海道自然歩道関係)て審議がなされ、適当であるとの結論に至った。 |
(5) |
大雪山国立公園の公園計画の変更について(北海道自然歩道関係)て審議がなされ、適当であるとの結論に至った。 |
(6) |
支笏洞爺国立公園の公園計画の一部変更について(北海道自然歩道関係)審議がなされ、適当であるとの結論に至った。 |
(7) |
釧路湿原国立公園の公園計画の一部変更について(北海道自然歩道関係)審議がなされ、適当であるとの結論に至った。 |
(8) |
網走国定公園の公園計画の一部変更について(北海道自然歩道関係)審議がなされ、適当であるとの結論に至った。 |
(9) |
ニセコ積丹小樽海岸国定公園の公園計画の一部変更について(北海道自然歩道関係)審議がなされ、適当であるとの結論に至った。 |
(10) |
日高山脈襟裳国定公園の公園計画の一部変更について(北海道自然歩道関係)審議がなされ、適当であるとの結論に至った。 |
(11) |
大沼国定公園の公園計画の一部変更について(北海道自然歩道関係)審議がなされ、適当であるとの結論に至った。 |
(12) |
国立公園事業の決定、変更及び廃止について審議がなされ、適当であるとの結論に至った。 |
なお、主要な発言は以下のとおりである。
[1]瀬戸内海国立公園(岡山県地域)関係
[2~11]北海道自然歩道関係
委員 | : |
自然歩道ということだが、車が走る車道も含まれているのか。すべての区間を歩くことができるのか。 |
事務局 | : |
ほとんどが既存の歩道を活用しているが、車道を路線として設定しているところもある。ただし、安全性の確保が困難な箇所については、公共交通機関を利用して移動する連絡路線として設定している。 |
委員 | : |
利用者数の把握に関して、例えば、利用者一人が何km位歩くかという統計はとれないものか。また、利用者数はどのようにカウントしているのか。 |
事務局 | : |
この利用者数は、ある一定期間に調査地点を設けて、その調査地点の利用者数をカウントしたものを年間の数に換算したもの。人がどのくらいを何キロ歩いたというような統計をとるのは実態としては難しい。一日かけて歩く区間もあれば、ほんの一部分を歩けば利用者数になる区間もある。今後も統計的なデータを押さえつつ長距離自然歩道の利用の実態について把握していきたい。 |
委員 | : |
パブリックコメントにも自転車で北海道を回りたいといったような希望があるが、自転車道との連携等は考えていないのか。 |
事務局 | : |
自転車道に限らず、ホーストレッキングコースや、川の駅を起終点とするカヌーコース、冬期ではスキーや犬ぞりのコースなど、レクリエーション施設との連携の方法について、今後事業実施の段階で検討していきたい。 |
委員 | : |
自然歩道が国立公園内を通過する場合と、それ以外の場合とで整備レベルに変化はあるのか。 |
事務局 | : |
自然歩道については、特に整備水準を定めてはいない。登山道や海岸道もあり、現況等に応じて整備する。また、公園内外ということで自然歩道の整備レベルが変わることはない。 |
委員 | : | 整備のレベルは決められているのか。 |
事務局 | : | 大体一般的な道路の幅を参考に整備する。 |
委員 | : | 既存の歩道を活用するということだが、新設、改良等の内訳は。 |
事務局 | : |
新設歩道は9.2kmとあまり長くなく、基本的に既存の道を利用するという考えである。 |
[12]国立公園事業の決定、変更及び廃止関係
委員 | : |
事業の決定の件数が多いが、初めての委員の方もいるので、年に何回あるものなのか、また、事業決定を行うことの意味について説明してほしい。 |
事務局 | : |
事業の決定等は、年2回、春と秋の審議会においてご審議いただいている。公園計画に位置付けられた施設計画について、公園計画と公園事業の執行の途中の段階として、施設のおよその位置、規模等を決めるもの。 |
委員 | : |
標識の統一について内部で検討はされているのか。 |
事務局 | : |
標識の整備は自然公園等事業で実施しており、長距離自然歩道や国立公園ごとにシンボルマークを公募して同じマークをつけるなどしている場合もある。国立公園全体で統一することまでは行っていない。デザイン面で良い事例を収集し、紹介することは行っている。 |
委員 | : |
知らない山に行く際、標識の表示は重要である。最低限の必要な情報については表記の統一を図るなどして、これを見ていれば迷うことはないというような安心感を抱かせることが必要。地域で特色を出すことも大切かと思うが、重要な情報については順次統一を図っていくことが必要ではないか。全部変えるのは大変時間がかかるだろうが。 |
委員 | : |
屋久島で車道を整備する計画の変更があったが、これはアセスにかかるものか。また、事業から10年以上たってから、周辺に影響が現れたような林道の事例もある。国立公園内では継続的なモニタリングなど、他の見本となるようなアセスを実施してもらいたい。 |
事務局 | : |
本件は法又は、条例のアセスの対象となるものではない。事業者の自主的な取り組みとして、事前の環境影響の評価・調査を行っていくことになっている。なお、屋久島については工事中・工事後の影響についてのモニタリングを、事業の執行者が取り組む予定である。 |
問い合わせ先
環境省自然環境局国立公園課 (代表03―3581―3351)
課長 | 笹岡 達男(内線6440) | |
課長補佐 | 阿蘇品 勉(内線6443) | <公園計画関係> |
計画係長 | 横山昌太郎(内線6489) | < 〃 > |
事業係長 | 野村 環(内線6447) | <国立公園事業関係> |
資料の公開について
* | 中央環境審議会自然環境部会自然公園小委員会での資料は、請求があれば公開する。
ただし、「国立公園事業の決定及び変更について」に関する資料のうち、事業費に関しては、特定の者のプライバシーなどに係る情報に該当することから、これを伏して公開するものとする。 |