中央環境審議会 土壌農薬部会農薬小委員会(第51回)議事要旨
日時
平成28年5月23日(月)13:30~16:50
場所
経済産業省別館312会議室
出席委員
委員
白石 寛明(委員長)
臨時委員
天野 昭子
五箇 公一
佐藤 洋
染 英昭
築地 邦晃
根岸 寛光
細見 正明
山本 廣基
専門委員
内田 又左衞門
後藤 千枝
山本 裕史
(敬称略 五十音順)
議題
(1)水産動植物の被害防止に係る農薬登録保留基準として環境大臣の定める基準の設定について
(2)水質汚濁に係る農薬登録保留基準として環境大臣の定める基準の設定について
(3)飼料作物残留に係る農薬登録保留基準等の見直しについて
(4)その他
議事
○ 審議については、土壌農薬部会の運営方針の非公開とする理由に該当しないことから、公開で行われた。
○ 諮問事項「農薬取締法第3条第2項の規定に基づき環境大臣が定める基準の設定について」に関して審議が行われた。
水産動植物の被害防止に係る農薬登録保留基準の設定については、11農薬(クロチアニジン、クロルチアミド(DCBN)、ジクロベニル(DBN)、チアメトキサム、ピリダリル、フェンバレレート、フルオキサストロビン、フルオピコリド、フルプロパネートナトリウム塩(テトラピオン)、ヘキサコナゾール、モリネート)について審議が行われた。当該11農薬について、審議の結果、事務局案により基準を設定することとされた。
水質汚濁に係る農薬登録保留基準については、1農薬(ジクロベニル(DBN))について審議が行われた。当該1農薬について、審議の結果、事務局案により基準を設定することとされた。
○ 諮問事項「飼料作物残留に係る農薬登録保留基準等の見直しについて」に関して審議が行われた。審議の結果、事務局案が了承された。
○ 「PEC算出時における有人及び無人ヘリからの粒剤散布によるドリフト量の取扱いについて(案)」に関して、事務局から説明が行われ、了承された。
○ 平成27年度河川中農薬モニタリング調査結果について、事務局から報告が行われた。
○ 平成27年度農薬の環境影響調査(概要)について、事務局から報告が行われた。
○ 「水産動植物の被害防止に係る農薬登録保留基準値(案)に対する意見募集の実施結果について(案)」及び「水質汚濁に係る農薬登録保留基準値(案)に対する意見募集の実施結果について(案)」に関して、事務局から報告が行われた。基準値案の再検討を要する意見がなかったことから、基準値設定の手続きを進めることとされた。
以上