中央環境審議会 土壌農薬部会農薬小委員会(第75回)議事要旨

日時

令和2年5月18日(月)13:30~15:20

場所

WEB会議システムにより開催

出席委員

委  員

白石 寛明(委員長)

細見 正明

臨時委員

赤松 美紀

浅野 哲

浅見 真理

天野 昭子

小泉 弘子

五箇 公一

後藤 千枝

佐藤 洋

築地 邦晃

根岸 寛光

専門委員

稲生 圭哉

内田 又左衞門

川嶋 貴治

山本 裕史

(敬称略、五十音順)

議題

(1)生活環境動植物に係る農薬登録基準の設定について(第2次答申案)

(2)水域の生活環境動植物の被害防止に係る農薬登録基準として環境大臣の定める基準の設定について

(3)水質汚濁に係る農薬登録基準として環境大臣の定める基準の設定について

(4)その他

議事

○ 新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、傍聴は行わず、会議の公開は議事録・議事概要の公表により行うこととされた。

○ 「生活環境動植物に係る農薬登録基準の設定について(第二次答申)(案)」に対する意見募集の実施結果について事務局から報告し、中央環境審議会土壌農薬部会で同答申案について審議することが了承された。

○ 諮問事項「農薬取締法第4条第3項の規定に基づき環境大臣が定める基準の設定について」に関して審議が行われた。
  水域の生活環境動植物の被害防止に係る農薬登録基準については、チエンカルバゾンメチルについて審議が行われ、当該農薬について、事務局案のとおり基準を設定することとされた。
  水質汚濁に係る農薬登録基準については、オキサゾスルフィル及びカルバリル(NAC)について審議が行われ、当該農薬について、事務局案のとおり基準を設定することとされた。

○ 水域の生活環境動植物の被害防止及び水質汚濁に係る農薬登録基準の設定を不要とする農薬については、クマリン系及びクロロファシノンについて審議が行われ、「水系へのばく露のおそれが極めて少ない」と認められることから、当該基準の設定を行う必要がないとされた。

○ 「生活環境動植物の被害防止に係る農薬登録基準値(案)」に対する意見募集の実施結果及び「水質汚濁に係る農薬登録基準値(案)」に対する意見募集の実施結果について事務局から報告し、提出された意見に対する回答案を一部修正し、委員による確認後、意見募集の実施結果を公表した上で、基準値設定の手続きを進めることで了承された。

以上