中央環境審議会 土壌農薬部会農薬小委員会(第63回) 議事要旨
日時
平成30年5月15日(火)14:00~17:45
場所
経済産業省別館108各省庁共用会議室
出席委員
委員
白石 寛明(委員長)
臨時委員
浅見 真理
天野 昭子
佐藤 洋
田村 洋子
築地 邦晃
根岸 寛光
細見 正明
山本 廣基
専門委員
内田 又左衞門
後藤 千枝
山本 裕史
(敬称略 五十音順)
議題
(1)水産動植物の被害防止に係る農薬登録保留基準として環境大臣の定める基準の設定について
(2)水質汚濁に係る農薬登録保留基準として環境大臣の定める基準の設定について
(3)その他
議事
○ 審議については、土壌農薬部会の運営方針の非公開とする理由に該当しないことから、公開で行われた。
○ 諮問事項「農薬取締法第3条第2項の規定に基づき環境大臣が定める基準の設定について」に関して審議が行われた。
水産動植物の被害防止に係る農薬登録保留基準の設定については、9農薬(イソキサチオン、キャプタン、クロルピクリン、シクロピリモレート、ジベレリン、ピラゾキシフェン、2,4-Dイソプロピルアミン塩(2,4-PAイソプロピルアミン塩)、2,4-Dジメチルアミン塩(2,4-PAジメチルアミン塩)及び2,4-Dナトリウム塩一水化物(2,4-PAナトリウム塩一水化物))について審議が行われた。当該9農薬について、審議の結果、事務局案により基準を設定することとされた。
水質汚濁に係る農薬登録保留基準については、1農薬(アシベンゾラルS-メチル)について審議が行われた。当該1農薬について、審議の結果、事務局案により基準を設定することとされた。
○ グリセリンクエン酸脂肪酸エステルの水質汚濁に係る農薬登録保留基準の設定を不要とすることについて審議が行われた。審議の結果、「水質汚濁に係る水の利用が原因となって人畜に被害を生ずるおそれが極めて少ない」と認められることから、当該基準の設定を行う必要がない農薬とされた。
○ 「平成29年度農薬の花粉媒介昆虫に対する環境影響調査の概要」に関して、事務局から報告が行われた。
○ 「平成29年度農薬の鳥類に対する影響評価等調査の概要」に関して、事務局から報告が行われた。
○ 「平成29年度農薬の水生植物に対する影響調査の概要」に関して、事務局から報告が行われた。
○ 「農薬の大気経由による飛散リスク評価・管理対策の概要」に関して、事務局から報告が行われた。
○ 「水産動植物の被害防止に係る農薬登録保留基準値(案)に対する意見募集の実施結果について(案)」及び「水質汚濁に係る農薬登録保留基準値(案)に対する意見募集の実施結果について(案)」に関して、事務局から報告が行われた。基準値案の再検討を要する意見がなかったことから、基準値設定の手続きを進めることとされた。
以上