令和元年度第4回薬事・食品衛生審議会薬事分科会化学物質安全対策部会化学物質調査会令和元年度化学物質審議会第1回安全対策部会 第196回中央環境審議会環境保健部会化学物質審査小委員会 議事要旨

日時

【第一部】令和元年7月24日(水)13時00分~14時15分

【第二部】           14時30分~14時55分

場所

中央合同庁舎5号館 18 階 専用第 22 会議室

議題

【第一部】

1. 優先評価化学物質のリスク評価(一次)評価Ⅱにおける評価等について
2. 化審法におけるスクリーニング評価の基本的な考え方等の改訂について
3. その他

【第二部】

1. 残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約(POPs条約)新規大賞物質の化学物質審査規制法第一   

  種特定化学物質への指定について (審議予定物質:ジコホル並びにペルフルオロオクタン酸(PFOA)とそ

  の塩及びPFOA関連物質)
2. その他

議事

【第一部】

会議は公開で行われた。
○ 議題1について
 ・ 優先評価化学物質であるN,N-ジメチルプロパン-1,3-ジイルジアミンのリスク評価(一次)評価  Ⅱにおける生態影響に係る有害性情報の詳細資料(案)及び環境モニタリング結果について審議が行われ、了承 された。当該物質のリスク評価Ⅱについては、経緯を明らかにした上で、評価Ⅱのプロセスで収集した上記事項 等を踏まえた判断について、次回以降に改めて審議を行うこととなった。
 ・ 優先評価化学物質であるα-(ノニルフェニル)-ω-ヒドロキシポリ(オキシエチレン)(別名ポリ(オキシエチレン)=ノニルフェニルエーテル)(NPE)について、事務局間で調整中の化審法優先評価化学物質のリスク評価と環境基準の設定に用いる有害性情報の関係について報告がなされた。

○ 議題2について
 化審法に基づくスクリーニング評価の基本的な考え方等の改訂(案)について審議が行われ、改訂の方向性について了承された。具体的な記載内容に関しては一定の期間を設けて審議会委員の確認を受けることとなった。

○ 議題3について
 2018年度スクリーニング評価の進捗状況等について審議・報告がなされ、了承された。

【第二部】

会議は公開で行われた。
○ 議題1について

 新たにPOPs条約の付属書A(廃絶)への追加が決定されたことなどから、「2・2・2―トリクロロ―1―(2―クロロフェニル)―1―(4―クロロフェニル)エタノール」並びに「ペルフルオロオクタン酸(PFOA)とその塩」及び「炭素原子に結合するペンタデカフルオロアルキル基(アルキル基の炭素数が7のものに限る。)を含む化合物」について、化学物質審査規制法第2条第2項に規定する第一種特定化学物質に指定することが適当であるとの結論が得られた。また、化学物質調査会において審議された当該2物質(群)については、化学物質安全対策部会に報告の上、同部会にて審議することとされた。

○ 議題2について

 特段の議論はなかった。