平成24年度第8回薬事・食品衛生審議会薬事分科会化学物質安全対策部会化学物質調査会 化学物質審議会第122回審査部会 第129回中央環境審議会環境保健部会化学物質審査小委員会議事要旨

日時

  1. 【第1部】平成24年12月21日(金) 13:30~14:05
  2. 【第2部】平成24年12月21日(金) 14:20~18:00

場所

中央合同庁舎5号館22階 専用第14会議室

議題

【第1部】

  1. 既存化学物質の審議について
  2. スクリーニング評価に関する審議について
  3. その他

【第2部】

  1. 前回指摘事項等の確認等について
  2. 新規化学物質の審議について
  3. その他

議事

【第1部】

会議は公開で行われた。

  • 議題1について、新たな知見が得られた物質(2-sec-ブチルフェノール)に関する分解性の再評価に関して審議が行われ、良分解性との判定が得られた。また、既存点検を行った5物質の蓄積性について審議が行われた。審議物質及び判定結果については別添1を参照。また、スクリーニング評価をすることとされた物質の中から分解性が未判定の53物質について審議が行われた。分解性未判定物質の分解性判定結果は別添2を参照。
    (別添1)審議物質及び判定結果一覧 [PDF 307KB]
    (別添2)分解性未判定物質の分解性判定結果一覧 [PDF 80KB]
  • 議題2について、前回のスクリーニング評価において、優先評価化学物質と判定されたものについて、再度精査を行ったところ、2物質について判定を見直す必要性を認めたために再評価について審議が行われた。審議の結果、2-メチルペンタナール(別名:2-メチルバレルアルデヒド)については、事業者からの届出情報(出荷数量及び用途)に修正があり、暴露クラスが「外」になったこと、また、同日の審議会で生分解性の類推判定が行われ、「良分解性」と判定されたことから、優先評価化学物質に相当しないと再評価された。また、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムについては、スクリーニング評価の際に用いた有害性情報が本化学物質を含む混合物を被験物質としていたこと、また、本化学物質は直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩の混合物として製造・輸入・出荷されることが多いことから、こうした実態も踏まえた評価単位が望ましいと考えられ、評価単位を見直した上で、今年度内に再度判定することとなった。また、スクリーニング評価における専門家による詳細評価と判断基準について審議を行い、生態影響に係る選定についてPNECが非常に低い物質の判断基準が明確化された。

【第2部】

新規化学物質の審査等に係る企業情報の秘密保護の観点から、会議は非公開で行われた。

  • 議題1について、事務局から前回指摘事項等の確認結果の説明があった。
  • 議題2について、届出があった新規化学物質37件の判定に関する審議が行われた。
  • 議題3について、製造数量等の届出を要しない一般化学物質(届出不要物質)について審議が行われた。また、事務局から少量新規化学物質の確認件数等の報告があった。