令和7年度第1回薬事審議会化学物質安全対策部会化学物質調査会、化学物質審議会第246回審査部会、第253回中央環境審議会環境保健部会化学物質審査小委員会【議事要旨】

開催日時

令和7年4月18日(金)
  第一部:13時30分~14時00分
  第二部:14時15分~15時17分

開催場所

Web会議

議題

【第一部】

  1. 残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約の対象物質であるPFHxS関連物質の化審法第一種特定化学物質としての指定について
  2. その他
 

【第二部】

  1. 新規化学物質の審議について
  2. その他

議事

【第一部】

 会議は公開で行われた。
  • 議題1について、残留性有機汚染物質検討委員会第20回会合で「ペルフルオロヘキサンスルフィン酸又はその塩」が例示的リストに追加されたことを踏まえ、令和6年6月21日の3省合同会合で了承されたペルフルオロヘキサンスルホン酸(PFHxS)関連物質の外延に「スルフィニルオキシ基を有する化合物」も加えた「(トリデカフルオロアルキル)スルホニル基(炭素数が6のものに限る。)又は[(トリデカフルオロアルキル)スルフィニル]オキシ基(炭素数が6のものに限る。)を有する化合物であつて、自然的作用による化学的変化によりペルフルオロ(ヘキサン-1-スルホン酸)又はペルフルオロ(アルカンスルホン酸)(構造が分枝であつて、炭素数が6のものに限る。)を生成する化学物質として厚生労働省令、経済産業省令、環境省令で定めるもの」について、化審法第2条第2項に規定する第一種特定化学物質に指定することが適当であるとの結論が得られた。
  • また、PFHxS関連物質については、今後開催する3省合同会合の意見等を聴いた上で、新設する厚生労働省令、経済産業省令、環境省令において具体的な物質群を指定することとした。
  • 化学物質審議会審査部会と中央環境審議会環境保健部会化学物質審査小委員会においては、各審議会における報告(案)について審議が行われ、了承された。また、薬事審議会化学物質安全対策部会化学物質調査会においては、化学物質安全対策部会に報告の上、同部会にてPFHxS関連物質の第一種特定化学物質への指定等について審議することとされた。
  • 議題2について、特段の議論はなかった。
 

【第二部】

 新規化学物質の審査等に係る企業情報の秘密保護の観点から、会議は非公開で行われた。
  • 議題1について、届出があった新規化学物質5件の判定に関する審議が行われた。
  • 議題2について、必要な議論が行われた。