令和6年度第9回薬事審議会化学物質安全対策部会化学物質調査会、化学物質審議会第4回安全対策部会・化学物質審議会第244回審査部会、第251回中央環境審議会環境保健部会化学物質審査小委員会会合 【議事要旨】
開催日時
令和7年1月14日(火)第一部:13時00分~14時50分
第二部:15時05分~16時00分
第二部:15時05分~16時00分
開催場所
環境省内会議室及び オンライン(ハイブリッド)
議題
【第一部】
1.Weight of Evidenceを用いた優先評価化学物質の分解性の評価について2.優先評価化学物質の指定根拠外項目のスクリーニング評価に準じた評価について
3.優先評価化学物質 通し番号244「エチル=水素=スルファート」に係る新たな評価単位でのスクリーニング評価について
4.その他
【第二部】
1.新規化学物質の審議について2.その他
議事
【第一部】
会議は公開で行われた。○議題1について
Weight of Evidenceを用いた優先評価化学物質の分解性の評価について審議が行われ、事務局案が了承された。個別物質の評価結果は、以下のとおり。
- 優先評価化学物質 通し番号213「ナトリウム=1,4-ビス[(2-エチルヘキシル)オキシ]-1,4-ジオキソブタン-2-スルホナート」は、良分解性として、スクリーニング評価・リスク評価を行うこととされた。
- 優先評価化学物質 通し番号230「カリウム=2-エチルヘキサノアート」は、良分解性として、スクリーニング評価・リスク評価を行うこととされた。
人健康影響のみ又は生態影響のみが指定根拠の優先評価化学物質に係る指定根拠外項目の観点からのスクリーニング評価について審議が行われ、優先評価化学物質の指定根拠に追加することが適当とされた物質はなかった。
○議題3について
優先評価化学物質 通し番号244「エチル=水素=スルファート」に係る新たな評価単位でのスクリーニング評価について審議が行われた。その結果、優先評価化学物質 通し番号244は、優先評価化学物質の指定を取消し、生態影響の観点から1物質、優先評価化学物質として指定することが適当であるとの結論が得られた。
優先評価化学物質として指定することが適当であるとの結論が得られた物質の評価結果については、別添を参照。
○議題4について
優先評価化学物質の見直しの結果について報告したうち、優先評価化学物質 通し番号230「カリウム=2-エチルヘキサノアート」は優先評価化学物質の指定を取消す。
優先評価化学物質の見直しの更なる運用改善については引き続き検討することとなった。
【第二部】
新規化学物質の審査等に係る企業情報の秘密保護の観点から、会議は非公開で行われた。- 議題1について、届出があった新規化学物質10件の判定に関する審議が行われた。
- 議題2について、必要な議論が行われた。