令和4年度第7回薬事・食品衛生審議会薬事分科会化学物質安全対策部会化学物質調査会 令和4年度化学物質審議会第3回安全対策部会 第229回中央環境審議会環境保健部会化学物質審査小委員会【議事要旨】

開催日時

令和4年11月18日(金) 第一部 13時00分~14時00分
                 第二部 14時15分~14時50分
              第三部 15時05分~17時20分

開催方式

Web会議方式

議題

第一部
(1) 一般化学物質のスクリーニング評価等について
(2) その他

第二部
(1) 残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約(POPs条約)新規対象物質の化学物質審査規制法第一種特定化学物質への指定について
(審議予定物質:ペルフルオロヘキサンスルホン酸(PFHxS)及びその塩)
(2) その他


第三部
(1) 新規化学物質の審議について
(2) その他

議事要旨

【第一部】
会議は公開で行われた。

議題1について
・化学物質審査規制法に基づく優先評価化学物質の判定について審議が行われた。一般化学物質等のスクリーニング評価の結果、生態影響の観点から4物質が新たに優先評価化学物質相当と判定された。

・また、優先評価化学物質指定の取消がなされた物質のスクリーニング評価の結果、優先評価化学物質相当と判定される物質はなかった。

・人健康影響のみ又は生態影響のみが指定根拠の優先評価化学物質に係る指定根拠外項目の観点からの優先度判定の結果、生態影響のみが指定根拠となり優先評価化学物質に指定されている優先通し番号204番「1-(2,3,8,8-テトラメチル-1,2,3,4,5,6,7,8-オクタヒドロ-2-ナフチル)エタノン、1-(2,3,8,8-テトラメチル-1,2,3,4,6,7,8,8a-オクタヒドロ-2-ナフチル)エタノン及び1-(2,3,8,8-テトラメチル-1,2,3,5,6,7,8,8a-オクタヒドロ-2-ナフチル)エタノンの混合物を主成分(80%以上)とする、3-メチルペンタ-3-エン-2-オンと3-メチリデン-7-メチルオクタ-1,6-ジエンの反応生成物」は、人健康影響の観点からは優先評価化学物質に相当しないと判定され、優先評価化学物質相当と判定される物質はなかった。

・判定結果については別添を参照。



【第二部】
会議は公開で行われた。

議題1について
・新たにPOPs条約の附属書A(廃絶)への追加が決定されたことなどから、「ペルフルオロ(ヘキサン-1-スルホン酸)(PFHxS)又はその塩」並びに「ペルフルオロ(アルカンスルホン酸)(構造が分枝であって、炭素数が6のものに限る。)又はその塩」について、化学物質審査規制法第2条第2項に規定する第一種特定化学物質に指定することが適当であるとの結論が得られた。なお、化学物質調査会では、化学物質安全対策部会に報告の上、同部会にて当該2物質を審議することとされた。

議題2について
・特段の議論はなかった。


【第三部】
新規化学物質の審査等に係る企業情報の秘密保護の観点から、会議は非公開で行われた。

・議題1について、届出があった新規化学物質15件の判定に関する審議が行われた。

・議題2について、必要な議論が行われた。