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放射線に関する『よくある質問』

その他
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- 原発に近い地域より、福島市で放射線量の高い場所があるのはなぜですか。
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原発事故があったとき、北東の方向に風が吹いて、放射性物質が付いた細かい粒子を含むプルーム(雲)が飛んでいき、福島市の付近で雨や雪により地面に落ちたと考えられます。
公表されている数値は市内全体の数値ではなく、地域の中でも放射線量は場所によって様々です。参考リンク
- 原発事故で飛散した放射性セシウムは今でも空気中に浮遊していますか。
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事故で空気中で飛散した放射性セシウムは雨や雪と一緒に地面に落ちたため、空気中からなくなりました。事故後しばらくは、地面にある放射性セシウムが、風によって舞い上がり、空気中に浮遊することがありましたが、現在はそれもほとんど検出されません。
参考リンク
- 淡水魚は、海水魚に比べてなぜセシウムが高いのですか。
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海水魚は、生息している環境が海水(塩分濃度が高い)のため、塩分を体に溜めずに出しています。
淡水魚は、周りの環境の塩分濃度が低いため、体に溜めこんでしまいます。
水中にセシウムがある場合、塩分のナトリウムと性質が似ているので体の中のセシウムの濃度は高くなります。
また、川や池の底には、海底よりも高い濃度のセシウムが残っている場合もあるので、餌に含まれるセシウムの濃度が比較的高くなることもあります。参考リンク