保健・化学物質対策
（１）線量推計に資する研究
① 事故当時の被ばく線量評価
＜データベースの構築＞
- 原子力災害時における被災者の個人被ばく線量把握及び健康管理に資するインテリジェンスデータベースの構築
主任研究者：金 ウンジュ（量子科学技術研究開発機構）[年次報告書]
キーワード：インテリジェンスデータベース（IDB）、初期内部被ばく線量、外部被ばく線量
＜生体試料からの評価＞
② 被ばく線量評価手法
＜空間線量率＞
- 大熊町など福島第一原発に近い地域の住家における掃除による屋内放射性物質の低減効果
主任研究者：吉田 浩子（東北大学）[年次報告書]
キーワード：福島第一原発、住家屋内、掃除、放射性セシウム、低減効果、ハウスダスト
- 原子力事故後の居住環境における室内外の物質移行を考慮した住民の被ばく線量評価に関する研究
主任研究者：高原 省五（日本原子力研究開発機構）[年次報告書]
キーワード：原子力事故、住民被ばく線量、再浮遊、屋内退避、被ばく低減効果
＜生体の被ばく線量推定＞
- 浜通り地域を対象とした帰還住民の天然および人工放射性核種からの被ばく線量調査
キーワード：浜通り地域、自然放射線、人工放射線、外部被ばく、内部被ばく、被ばく線量
- 複数の生物学的指標を組み合わせた長期放射線影響の予測と社会実装に向けた取り組み
分担研究者：中村 麻子（茨城大学）
キーワード：放射線、レドックス、ミトコンドリア、DNA、晩期障害、バイオドシメトリ③ 環境中放射線量評価
- 陸・水圏植物における有機結合型トリチウム（OBT）生産速度の網羅的把握
主任研究者：佐藤 雄飛 （環境科学技術研究所）[年次報告書]
キーワード：福島原発処理水、トリチウム、有機結合型トリチウム、光合成