2019年度調査の回答者において、2019年度調査時の住所を福島県内と県外に分類し、こころの健康度をK6及びPCL-4を用いて比較しました。その結果、一般成人(16歳以上)のK6で支援が必要と考えられる人の割合は、県内よりも県外の方が高い傾向がみられます。日本の先行研究(川上, 2007)における割合(3.0%)と比較すると、県内は約1.5倍、県外では約2.4倍の高さとなっていることがわかります。同様に、一般成人(16歳以上)のPCL-4においても支援が必要と考えられる人の割合は、県内よりも県外の方が高い傾向がみられます。
本資料への収録日:2019年3月31日
改訂日:2022年3月31日