放射線による健康影響等に関する統一的な基礎資料
(令和元年度版、 HTML形式)

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第8章 食品中の放射性物質
8.6 水産物

水産物の調査の考え方

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水産物の調査では、主要な魚種や漁場、及び過去に放射性セシウム濃度が50Bq/kgを超えたことのある魚種を対象に調査を行っています。
これまでに蓄積された調査結果の分析等から、汚染の状況は、その水産物がどういった所に生息しているか等によって異なるということが分かってきています。
例えば、海面の近く、海底の近く、海面と海底の中間のうち、どこで生息しているかによって汚染状況が異なります。このため、生息域や漁期について区別し、近隣県の検査結果も考慮して検査を行っています。また、広範囲に移動するカツオ、サンマ等の回遊性の魚種については、移動の状況を踏まえ、広範囲の県で調査を行っています。

本資料への収録日:2013年3月31日

改訂日:2019年3月31日

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