放射線による健康影響等に関する統一的な基礎資料
(平成29年度版、 HTML形式)

第6章 事故の状況
6.3 廃炉に向けた取組と進捗

廃炉に関する取組

廃炉に関する取組
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<使用済燃料の取り出しについて>
使用済燃料プールからの燃料取り出しについて、4号機では2014年12月に、1,533体全ての燃料の取り出しを無事に完了し、リスクが大幅に低減されました。
現在、1~3号機について、ガレキの撤去等の取り出しに向けた準備を進めており、特に3号機では、ドーム型の屋根を設置し、2018年度中頃に取り出しを開始する予定です。

<燃料デブリの取り出しについて>
2017年9月に改訂された中長期ロードマップにおいて、格納容器底部の燃料デブリに対し、「気中」で「横」からアクセスすることに先行して着手し、次第に規模を拡大するという「ステップ・バイ・ステップ」でアプローチしていくという方針を示しました。
これまでも最先端の技術を利用したロボット等による内部調査を行ってきておりますが、2021年内の初号機の燃料デブリ取り出し開始に向けて、今後とも内部調査や研究開発を進めていきます。

本資料への収録日:平成30年2月28日

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