Q&A(平成28年度版、HTML形式)
第2章 放射線による被ばく
QA2-29 雨の日に一時的に空間線量率が高くなるのは、なぜですか。
- ①大気中に存在する天然の放射性物質(ラドンの娘核種)の影響です。
- ②空気中のラドンの娘核種が雨で地表面に落ち、地表近くの空間線量率を上げます。
- ③そして、この現象は自然放射線によるものですので、今回の原子力発電所の事故以前にも観測されています。
- 統一的な基礎資料の関連項目
- 上巻 第2章 68ページ「屋内ラドン」
- 上巻 第2章 70ページ「固体のラジウムから気体のラドンの生成」
(参考資料)
新潟県「天気や場所により放射線量が違う理由について教えて」
http://www.pref.niigata.lg.jp/houshasen/1206291659936.html
福井県原子力環境監視センター「空間放射線量率の変動」
http://www.houshasen.tsuruga.fukui.jp/pages/hendou.html
量子科学技術研究開発機構 放射線医学総合研究所ウェブサイト「放射線被ばくに関するQ&A」より作成
出典の公開日:平成24年4月13日
本資料への収録日:平成29年3月31日