Q&A(平成28年度版、HTML形式)

第2章 放射線による被ばく

QA2-30 東京電力福島第一原子力発電所事故以前にも、食品中にセシウムやストロンチウムが入っていたのですか。

  • ①大気圏内核実験が行われていた1945年から1980年にかけては、大気中で人工放射性核種が生成され、その中でも生成量が多く半減期が約30年と長いストロンチウム90やセシウム137が、現在でも微量に残っています。
  • ②その影響で、1960年代には食品中にもストロンチウム90やセシウム137が微量に検出されていましたが、近年はほとんどが検出限界以下のものとなっています。
  • ③チェルノブイリ原発事故後には、ごく一部の輸入食品の中に放射性物質の規制値を超える食品が発見されましたが、廃棄されたり輸出元に送り返されたりしました。

量子科学技術研究開発機構 放射線医学総合研究所ウェブサイト「放射線被ばくに関するQ&A」より作成

出典の公開日:平成24年4月13日

本資料への収録日:平成29年3月31日

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