ALPS処理水の海洋放出にあたり、安全性の確保と風評対策を徹底する観点から、政府等の関係機関は海域のモニタリングを実施しています。このモニタリングは、IAEAの支援を得て分析能力の信頼性を確保して実施しています。
放出開始前の2022年度からモニタリングを開始し、現在は精密分析及び迅速分析を実施しています。
なお、東京電力は、モニタリングにより放射性物質の濃度が放出停止判断レベルを超える等の事象が発生した場合には、東京電力が策定した実施計画に基づき直ちに放出を中断することを含め、適切な対応をとることとしています。
関係省庁等で実施しているトリチウム等に係るモニタリングの結果は、「ALPS処理水に係る海域モニタリング情報」に掲載されています。今後も、国内外に対し、透明性高く、分かりやすい情報発信に取り組んでいきます。
ALPS処理水に係る海域モニタリング情報
https://shorisui-monitoring.env.go.jp/
(出典)
・ モニタリング調整会議「総合モニタリング計画(令和6年3月21日改定)」、
https://radioactivity.nra.go.jp/cont/ja/plan/meetings/204_01_20240321.pdf
・ 環境省HP「環境省のモニタリング実施状況」、
https://www.env.go.jp/content/000250315.pdf
・ 原子力規制委員会「ALPS処理水海洋放出に係る海域モニタリング」、
https://www.nra.go.jp/data/000457798.pdf
に基づき作成
本資料への収録日:2024年3月31日
改訂日:2025年3月31日
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