保健・化学物質対策
令和2年度化学物質の内分泌かく乱作用に関する公開セミナー開催報告
日時 令和3年2月25日(火)13:30~17:00
会場 オンライン開催
主催 環境省
1. 開催目的
環境省では、化学物質の内分泌かく乱作用(いわゆる「環境ホルモン」)について、平成28年6月に取りまとめた「化学物質の内分泌かく乱作用に関する今後の対応― EXTEND2016 ―」に基づき、作用・影響評価の実施、試験法の開発、国際協力事業などを進めています。
本セミナーは、我が国及び海外での化学物質の内分泌かく乱作用に関する研究や検討の動向を広くお知らせすることを目的として、平成22年度から開催してきました。
今回は、環境省が進めてきた化学物質の内分泌かく乱作用に関する検討状況を中心に、試験法開発や試験・評価の進捗状況、英国及び米国との国際的な協力の取組状況などについて報告されました。
(本セミナーにおける講演内容は、各発表者によりまとめられたものであり、環境省の見解を示すものではありません。)
2. 参加者数
一般傍聴者:132名
3. プログラム
13:30-13:35 環境省 開会挨拶
太田 志津子(環境省大臣官房環境保健部環境安全課長)
13:35-13:55 「化学物質の内分泌かく乱作用に関する今後の対応(EXTEND2016)」による取組みの概要
山崎 邦彦(環境省大臣官房環境保健部)
14:20-15:05 魚類、無脊椎動物を用いた内分泌かく乱作用の試験法開発状況と主な試験結果について
山本 裕史(国立環境研究所 環境リスク・健康研究センター)
13:35-13:55 EXTEND2016における試験管内試験及び両生類試験の開発及び検証
大西 悠太(いであ株式会社)
15:05-15:25 休憩
15:25-16:25 EXTEND2016における作用・影響評価の実施状況について
川嶋 之雄(日本エヌ・ユー・エス株式会社)
13:35-14:20 化学物質の内分泌かく乱作用に関する国際協力(日英、日米等)、内外研究のトピックス等
井口 泰泉(横浜市立大学)
16:25-16:55 化学物質審査規制法に基づくリスク評価の進捗など(特にノニルフェノールについて)
川原 志郎(環境省大臣官房環境保健部環境保健企画管理課化学物質審査室)
講演資料のダウンロード[PDF 1,542KB]