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- エコインターンシップ報告2007
- (株)村田製作所
- 派遣先
- 菅原 有紀さん 株式会社村田製作所 環境管理部 環境管理課
大久保 洋之さん 株式会社村田製作所 製品安全推進部 製品安全課 - 日程
- 平成19年10月22日(月)〜 11月9日(金)までの15日間
- 実施場所
- 京都本社
- 実施時間
- 8時30分〜17時00分(うち休憩45分)
- カリキュラム概要
- 村田製作所における環境に関する取組を工場の見学、CSRレポートを通して理解する。またCSRレポートやホームページを利用して他社の取組みを調査し、環境に関する取り組みについて村田製作所の強み・弱みを洗い出す。その上で、村田製作所の環境活動向上のために必要な事項を提言する。
10/22 | オリエンテーション、会社概要説明 本社見学/CSRの説明/化学物質管理の説明 |
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10/23 | 環境管理部の業務概要説明、環境管理部受け入れ教育 |
10/24 | 担当業務の説明、CSRレポート等を利用したムラタの環境取組み把握 |
10/25 | 担当業務の説明、CSRレポート等を利用したムラタの環境取組み把握 |
10/26 | 環境取組みに関するムラタの強み・弱み整理、野洲事業所の見学 |
10/29 | ミーティング見学・担当業務の実施 |
10/30 | CSRレポート等を利用した他社の環境取組み把握 |
10/31 | CSRレポート等を利用した他社の環境取組み把握 |
11/1 | CSRレポート等を利用した他社の環境取組み把握 |
11/2 | 福井村田製作所見学 |
11/5 | CSRレポート等を利用した他社の環境取組み把握 立命館大学との意見交換会参加、環境管理課ミーティング参加 |
11/6 | 成果報告会準備 |
11/7 | 成果報告会準備 |
11/8 | 成果報告会準備 |
11/9 | 研修成果報告会 |
はい。
実際に企業に受け入れていただき、会社とは働くとは何なのかとうことの一部かもしれないが、見ることが出来て働くことのイメージがつきました。

全体としての第一印象は、新しいビルで、綺麗な会社、大きい会社という印象でした。雰囲気としては、真面目な印象を受けました。また、野洲の事業所見学に行かせて頂いた時に、新しい建物が次々と建っているのを見たり、運動会など新しい取り組みをされているのを見て勢いを感じました。受け入れて頂いた環境管理部は、特に部内で和気あいあいとされていたと思います。
インターンシップが決まった時から準備していて下さったとのことで、たくさんの資料を用意して頂いていました。私の作業の進度に合わせて適宜柔軟に予定を変えて頂いていました。私の作業の速さがもっと速かったら、恐らくもっと幅広く、深く考えたり新しい取り組みについて考え付くことのできる環境を作って頂いていました。
- 欧州ROHS指令の規制対象外製品を除く全ての製品で、ROHS指令への対応が完了されていること
- グリーン調達について
- 製品の構成物質およびその含有量に関する情報のデータベース化
- 蓄熱式、排ガス燃焼装置によりVOC大気排出量を削減する仕組み
- PFC類の大気排出量の削減・環境負荷化学物質のランク分けによる削減徹底
- 工場見学や他大学、村田製作所様が今取り組まれている緑化活動の一環である「ムラタの森」など色々な所に連れて行って頂けたこと
- 社会人の方々とお話出来たこと

はい。
参加前は、私は環境に関することに関心や興味はあっても具体的にどの様な仕事があるのか、どれ程必要とされているのか分かりませんでした。しかし、参加する事で、その一端かもしれませんが見ることが出来、CSRレポートを読んでいて各企業の環境への取り組みを見てその必要性・重要性を実感しました。
環境に関わるお仕事は、他のお仕事に比べると非営利で公共性の強いお仕事だと感じました。また、現場で生産されている方や流通に携わっている方、広くは全ての社員の方に規制をお願いすることが多く、みなさんに理解してもらう、納得してもらうためにも特に技術的な分野に深くかかわってからの方がいいように思いました。地球環境について社会生活に役に立つことについて考えられる広い視野を持つことが求められるのだと思いました。
もっと自分の能力を磨いたり、知識を持ったり、色々な体験をしてから参加した方が理解が深まったと思います。また、全体的に受身がちだったので、学生らしく失敗を恐れずにもっと積極的になればよかったと反省しています。
一番感じたのは働くためのスキルをきちんと身に付けたいということです。また、自分の専攻である法律をもっと勉強すること、学生の時だからこそできることに取り組んでみたいと思いました(それが何であるかはまだ未定ですが・・・。)
課題として、いくつもの企業や、特に日本の企業の中で環境経営が優れているという企業の取り組みを拝見させて頂く中で、今の日本の環境への取り組みを知ることが出来ました。これは、環境に関わる仕事をしていきたいと思っている自分にとってとてもプラスになると思います。また、三週間社会人の方の中に身を置かせて頂いたことも、自分が社会人になった時に、周りの環境を受け入れる助けになるのではないかと思います。
非常に真面目で、意欲も旺盛に感じました。 礼儀のよさ、研修意欲、業務処理スピードなど、社員と変わらない働きぶりでした。課題に対する着眼点も鋭く、私たちが感じている問題点を、数日で発見してしまうなど、目を見張るものがありました。 3週間という短い期間に、非常に多くの企業の環境活動を調べていただき、弊社の環境活動に対して、多数の提案をしていただきました。 業務処理能力はもちろん、提案内容につながる着眼点は、すばらしいと思います。 普段の学生生活では、表作成やプレゼンテーションを実施したことがなかったにも関わらず、積極的に取り組まれており、その姿勢も評価できます。 プレゼンテーションのやり方に慣れてくれば、就職しても即戦力となると思います。
- カリキュラム概要
- 村田製作所および他社における環境負荷化学物質の規制状況を調査・分析することにより、国内外の法令整備状況、企業での対応状況を学ぶこと。事業所見学を通じ、企業現場での化学物質および環境負荷化学物質の管理実務について学ぶこと。
10/22 | オリエンテーション、会社概要説明 本社見学/CSRの説明/化学物質管理の説明 |
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10/23 | 製品安全推進部の業務概要説明 製品安全推進部受け入れ教育 |
10/24 | 担当業務の説明 |
10/25 | 他社(国内メーカー)のグリーン調達の調査 |
10/26 | 他社(国内メーカー)のグリーン調達の調査、野洲事業所の見学 |
10/29 | 他社(国内メーカー)のグリーン調達の整理 他社(海外メーカー)のグリーン調達の調査 |
10/30 | 他社(海外メーカー)のグリーン調達の整理 他社(海外メーカー)のグリーン調達の調査 |
10/31 | 他社(海外メーカー)のグリーン調達の整理 他社(海外メーカー)のグリーン調達の調査、中間報告会 |
11/1 | 他社(海外メーカー)のグリーン調達の整理 他社(海外メーカー)のグリーン調達の調査、比較分析方法の検討 |
11/2 | 福井村田製作所の見学 |
11/5 | 他社とムラタの環境負荷化学物質の規制状況の比較分析 |
11/6 | 他社とムラタの環境負荷化学物質の規制状況の比較分析 |
11/7 | 成果報告会準備 |
11/8 | 成果報告会準備、課内報告会 |
11/9 | 研修成果報告会 |
はい。
私がインターンシップに参加したいと思った理由は、企業の環境部の仕事をダイレクトに感じ、そこにやりがいを見出せるかを考えてみたいということからです。今回、三週間もの期間、直接環境部の仕事を体験させていただけたおかげで、その一端ではありますが、直接その目的を果たすことができました。ありがとうございました。

村田製作所のような部品メーカーの商品は私達が日常用いる電気機器の中に、大量に含まれています。そのため、村田製作所のような部品メーカーが製品含有化学物質規制を行うことの、地球環境保全に対する意義は大きいと感じました。今回、私は村田製作所とその得意先の規制物質管理基準書の比較をさせていただきました。その結果として、村田製作所は現在、規制のかかっている物質への対策はもちろん、今後の規制の流れに対応するための対策も考えられていて、この分野において、他社の規範となる企業だと感じました。
最後の成果報告会の後、様々な部署のたくさんの方から、「よかったよ。」といっていただけた事が三週間の中で最もうれしかったことです。普段の研究室でのゼミ発表とはまったく異なる内容と雰囲気の中、緊張しましたが、今回のインターンシップによって多くのことを学ぶことができたと感じた一瞬でした。
業務において、私は最初のうち何も先の展望を考えずに、ただひたすら資料を作成していました。そのときは毎日がただひたすら眠く、つらい毎日でした。しかし、課の方から、先を考えて、いかに分かりやすく、メッセージを汲み取りやすくといったことを考えるようにアドバイスをいただき、そこからは単純作業という感じはしなくなり、楽しく仕事ができました。
はい。
商品を生産しない、企業の風紀委員のような存在。私は企業の環境部をそのような存在として、捉えていました。しかし、今回の業務を通じて、環境規制が厳しくなっていく現在、企業の環境部は商品開発の舵取りの一役を担っていくべきであると感じました。私は環境部という部署は今後企業の中で大きな存在になっていくと考えました。

私は、今回のインターンシップを通じて、一般企業が環境保全対策をすることの負担の大きさを感じました。そこから、規制の増加に伴って中小企業が淘汰されていくということは安易に予想されると思います。しかし、職人に代表されるように、日本には多くの優れた中小企業が存在すると思います。そのため今後、国による中小企業の保護や、大企業による中小企業の買収など、環境保全規制をきっかけとした国中の業界再編などの改革が近い将来起こることは間違いないと感じました。
私が今回のインターンシップで今後の課題として感じたことは、プレゼンテーション能力、先を見越しながら情報を処理していく能力、そして潤滑に仕事をしていく上での社会人としてのコミュニケーション力だと感じました。インターンシップ途中で、課題をこの三点に定め、仕事に取り組んできました。今回のインターンシップでこのどの能力に関しても、今後ステップアップしていくきっかけをつかめたと考えています。
最初の一週間、もっと先を見据えての仕事をしていればと後悔しています。今回の私の仕事には、数々の欠点があります。そのようなウィークポイントに、早めから気づきよりよい仕事をするということは、決してできないことではなかったと思うだけに、その部分が今回の反省点です。
今回のインターンシップから学んだことはたくさんあったと思います。それらは、これらから始まる就職活動はもちろん、今後どのような会社に入ったとしても活かしていきたいし、また活かしていけると思います。具体的には、今回の仕事で感じたことの一つとして、先を見据え、常に最良の結果を信じ、自分をモチベートしながら仕事を行っていくことの重要性ということを感じました。そのような経験から、常に物事を前向きに捉え、またそのように考えられるだけの努力をし、情熱をもって就職活動や今後の社会人になってからの仕事に取り組んでいきたいと考えています。
態度、意欲共に非常に高いレベルであり、かつ主体的に動ける点、前向きに考えられる点など、今後な成長が期待される方であり、基本的礼儀、理解力、社交性など、良い面がたくさんありました。