保健・化学物質対策

平成12年度第1回内分泌攪乱化学物質問題検討会 議事概要

1.日時   平成12年7月21日(金) 10:00~12:00


2.場所   ホテルフロラシオン青山


3.出席委員


井口 泰泉、井上 達、岩本 晃明、大島 康行、香山 不二雄、篠原 亮太、鈴木 継美(座長)、住吉 好雄、髙杉 暹、坪田 敏男、増井 光子、松尾 昌秊、宮本 純之、村田 幸雄、森 千里、田中 克彦、安野 正之、若林 明子、渡辺 正孝


オブザーバー:遠山 千春、鈴木 勝士


事務局:西尾環境保健部長、上田環境安全課長 他


4.議題


1.リスク評価実施についての基本的考え方
2.平成12年度に優先してリスク評価に取り組む物質の選定
3.スチレン2量体・3量体に関する検討
4.その他


5.議事要旨

1.リスク評価実施についての基本的考え方について概ね了承された。
2.平成12年度に優先してリスク評価に取り組む物質として7物質(トリブチルスズ、4-オクチルフェノール、ノニルフェノール、フタル酸ジ-n-ブチル、オクタクロロスチレン、ベンゾフェノン、フタル酸ジシクロヘキシル)を決定した。
なお、n-ブチルベンゼンについては、引き続き情報を収集するとともに必要な試験を行ったうえで、リスク評価の対象物質とするかどうかの判断を行うことから現時点では保留の扱いとし、PBBについては、将来の評価対象とする。
3.スチレン2量体・3量体に関する検討について説明し、スチレン2量体・3量体は、リスクが低く今後行政施策としての試験は行わないが、今回得られた結果は未解明な点も多く、今後研究的・学問的に追究していくことが了承された。
4.今後優先的にリスク評価等を進める物質を選定するための対象物質の分類方法について再検討を行う必要があると委員より指摘があり、更に検討することになった。