年月 |
OECDの動き |
日本の取組 |
1998年10月 |
第1回魚類Expert Consultation
- 3段階の試験体系(Tiered testing approach)提案
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日本の取組を紹介
- SPEED’98の概要説明
- d-rRメダカを用いた性転換試験の結果
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2000年11月 |
第2回魚類Expert Consultation
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日本の取組を紹介
- メダカ繁殖試験
- sr-Rメダカを用いた性転換アッセイ
- メダカフルライフサイクル試験を用いた試験結果
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2002年6月 |
第6回EDTA(Endocrine Disrupter Testing and Assessment)会議
- 5段階の試験体系(Conceptual framework)提案
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試験体系のスキームを提案
日本の取組を紹介
- ノニルフェノール及びトリブチルスズについてのリスク評価結果を提出し加盟国の専門家の意見を聴取していることを発表
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2002年9月 |
第1回魚類生殖腺組織学に関するテクニカルワークショップ
- 魚類内分泌かく乱評価において生殖腺組織学がエンドポイントになりうるとの共通認識確認
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日本における取組を紹介
- 魚類生殖腺組織学の切片作製法
- メダカ正常発生における生殖腺組織学基礎データ及び内分泌攪乱化学物質にばく露されたメダカ生殖腺病理組織学
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2003年3月 |
VMG-eco (Validation Management group for ecotoxicity testing) 電話会議
- Fish Screening Assay for the Detection of Endocrine Active Substances Phase 1検証作業の承認
- Phase 1A検証作業の開始
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Phase 1A検証作業の実施 参加機関(日本)
- 財団法人化学物質評価研究機構(リードラボ)、独立行政法人国立環境研究所、国土環境株式会社
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2003年5月 |
第2回VMG-eco
- Phase1A検証作業の進捗確認
- 高次試験法についての議論
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魚類スクリーニング試験のPhase 1A検証作業における初期結果報告 日本の取組を紹介
- パーシャルライフサイクル試験及びフルライフサイクル試験開発状況
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2003年10月 |
第1回魚類生殖腺会議
FDG(Fish Drafting Group)会議
- Phase 1B検証作業に向けた取り組みの提案/承認
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魚類スクリーニング試験のPhase 1A検証作業の結果報告
フルライフサイクル試験と二世代試験の比較に関する文献調査の進捗状況報告
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2004年3月 |
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Phase 1B検証作業の実施 参加機関(日本)
- 財団法人化学物質評価研究機構(リードラボ)、独立行政法人国立環境研究所、国土環境株式会社
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2004年11月 |
第2回魚類生殖腺会議
- 魚類生殖腺評価の標準化と重要な測定項目のリストアップ
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魚類スクリーニング試験のPhase 1B検証作業のうち生殖腺関連の結果報告 |
2004年12月 |
第3回VMG-eco
- 魚類スクリーニング試験Phase 1B検証作業のまとめと今後の取り組みの整理
- 高次試験法についての議論
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魚類スクリーニング試験のPhase 1B検証作業の結果報告 |
2005年5月 |
FDG電話会議
- Phase 2検証作業に向けた取り組みの提案/承認
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Phase 2検証作業における物質選定のためin vitro試験の結果報告 |
2005年7月 |
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Phase 2検証作業の実施 参加機関(日本)
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2005年10月 |
FDG電話会議 Phase 2検証作業の進捗 |
Phase 2検証作業の結果報告 |
2005年12月 |
第4回VMG-eco
- 魚類スクリーニング試験のテストガイドライン化に向けた取り組みの整理
- Fish Sexual Development Testのプロトコールの提案
- フルライフサイクル試験と二世代試験の比較
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- Phase 2検証作業の結果をドラフトレポートにして報告
- 受精率と生殖腺の組織変化の関連性の結果報告
- メダカのフルライフサイクル試験における指標の感受性を報告
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2006年2月 |
FDG電話会議
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魚類スクリーニング試験の検証作業の論文化の実施 |
2006年4月 |
第9回EDTA
- 魚類スクリーニング試験のテストガイドライン化に向けた取り組みの提案/承認
- 魚類試験管内試験に関するDRP(Detailed Review Paper)作成
- Fish Sexual Development TestのPhase 1検証作業の開始
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- 魚類スクリーニング試験バリデーションのピアレビューの提案
- 魚類試験管内試験に関するDRPのSPSF(Standard Project Submission Form)を提出
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2006年5月 |
WNT
- 魚類スクリーニング試験バリデーションのピアレビューの承認/開始
- 魚類試験管内試験に関するDRP作成プロジェクトの開始
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魚類スクリーニング試験バリデーションのピアレビューの提案 |
2007年1月 |
第5回VMG-eco
- 魚類スクリーニング試験のテストガイドライン化のための取り組みとスケジュール提案/承認
- Fish sexual development test(FSDT)検証作業への提案
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- テストガイドライン化のためのレビューパネル設置の概要とスケジュールの提案
- FSDT検証作業においてメダカによる試験を行う必要があることを提言
- 日米二国間会議における魚類長期毒性試験の取組み状況を報告
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2007年7月 |
- 魚類スクリーニング試験のテストガイドライン化のためのピアレビューパネルを設置、レビュアーからのコメント収集を開始
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- プランス、ドイツ、英国、米国、日本より6名のレビュアーを選考
- ピアレビューマネージャーは日本
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2008年1月 |
第6回VMG-eco
- ピアレビュー報告書の提出(決定)
- FDGを設置して技術課題について協議開始
- 繁殖試験DRPが提示される(米国)
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- ピアレビュー報告書を提出しTG化に向けた技術課題について検討を要請
- FSDT結果報告及び検証作業への参加表明
- 日米二国間会議について報告
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2008年3月 |
FDG電話会議(27th)
- ピアレビュー指摘事項の検討(魚類試験結果のup-date、試験成立の基準設定など
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- VTGレベルについて対照区データを整理
- Phase1~3以外の物質に対する試験結果の追加
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2008年4月 |
第20回WNT及び第11回EDTA
- ピアレビュー報告書の提出
米国が孵化率、生殖腺病理をEPに加えることを提案 - 魚類短期繁殖試験のSPSF提案(米国)
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- 米国提案の追加EPについてはVMG-eco(FDG電話会議)で検討
- 魚類短期繁殖試験に関してはWNTの表明待ち
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2008年10月 |
魚類専門家(FDG)会議
- WNTコメント(生殖腺関連をEPとすること)への対応を検討する
- Fish Sexual Development assayのPhase2検証作業に関する協議
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- 日本は生殖腺組織、産卵数などはEPに加えない方向
- 米国が提案する魚類短期繁殖試験のTG化を進める
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2009年4月 |
第21回WNT
- 21day Fish Screening assay(TG230)に生殖腺関連をEPとして包括するのか協議され、繁殖影響については米国提案の魚類短期繁殖試験(TG229)において検討を進めること、個別のTG化を進めることを決定
- 第11回EDTAで米国から提案されている魚類短期繁殖試験のSPSFが承認される
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- 魚類多世代繁殖試験のSPSFを1月OECD WNT事務局に米国と共同提案した
- 魚類短期繁殖試験の検証試験を円滑に進めるため、日米二国間会議において協力を強化する
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2009年12月 |
第7回VMG-eco
- 21day Fish Screening assay(TG230)及び魚類短期繁殖試験(TG229)がTGとして採択されたことが報告
- Fish Sexual Development Testの検証試験の進捗が報告され、TG案が検討された
- 各国のFish Life-cycle Testingの取組が報告された
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- メダカを用いて魚類短期繁殖試験を実施、TG229の改訂を進めるため試験データを取得する
- 日米二国間会議において多世代試験のデータ解析を進めること、生物濃縮の高い物質を用いてMMTを検証する
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2010年6月 |
魚類専門家(FDG)会議(パリ)
- AFSSのピアレビューに対するWNTのコメントが報告され、GD案を修正することが要請
- Fish Sexual Development Testの検証試験の結果が報告されTG(案)がデンマークより提案された
- Fish Long term Testに関して試験の開発状況が報告された
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- 日米二国間会議でのメダカ多世代試験(MMT)の結果を報告した
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2011年2月 |
魚類専門家(FDG)会議(東京)
- 米国よりMMTのEPに関わる統計解析の結果が報告された
- これまでの日米二国間会議の結果をまとめ次回、会議に報告することが要請された
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- メダカを用いたTG229を実施し、試験結果に基づいてTG229の試験条件を改訂することを提案し、了承された
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2011年11月 |
第8回VMG-eco
- MMTのTG案と進捗状況が報告された
- メダカを用いたTG229試験結果が報告された
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- 第8回日米二国間会議までにMMT試験結果を解析し、DRPを作成する予定であることを報告した
- メダカTG229の試験結果を紹介し、試験条件(温度及び生物数)を変更することを提案し、承認された(SPSFを提出する)
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