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環境省保健・化学物質対策科学的知見の充実及び環境リスク評価の推進化学物質の内分泌かく乱作用に関するホームページ取組紹介環境省の取組:OECD協力事業 >両生類試験に関するOECDの動きと日本の取組

取組紹介

取組紹介
環境省の取組

「国際協力関連事業」

両生類試験に関するOECDの動きと日本の取組
年月 OECDの動き 日本の取組
2001年4月 第1回両生類Expert Consultation
  • 変態アッセイのテストガイドラインの作成に関する可能性の合意
日本の取組を紹介
  • 両生類の変態に関する研究
  • トランスジェニックカエルの研究
  • ホルモン測定法の研究
  • 在来種の組織学及び形態学的データ蓄積
  • 性転換試験
2002年12月
  • 『Ringtest: Effects of Pesticides and Other Chemicals on Thyroid System in the Amphibian Xenopus laevis』を受理
独国が2001年に提唱したXEMA(Xenopus Metamorphosis Assay)のデータを独国とともに取りまとめ、『Ringtest: Effects of Pesticides and Other Chemicals on Thyroid System in the Amphibian Xenopus laevis』として、OECDに提出
2003年3月 第1回VMG-non animal 日本の取組を紹介
  • アフリカツメガエル培養肝細胞を用いたVTGアッセイ(両生類)
  • レセプターバインディングアッセイ(両生類)
2003年5月 第2回VMG-eco
  • XEMA Ringtestの報告
  • 米国Draft DRPについて議論
日本の取組を紹介
  • 在来種(ツチガエル)を用いた変態試験の開発(両生類)
  • VTG試験法の開発(両生類)
2003年6月 第1回両生類専門家会合
  • カエル変態アッセイのOECDテストガイドライン作成推進
日本の取組を紹介
  • ツチガエル変態試験の試験条件の設定(両生類)
  • トロピカリス変態試験の試験条件設定(両生類)
  • トロピカリスcDNAライブラリの構築と遺伝子クローニング(日英)
  • アフリカツメガエルパーシャルライフテストの提案
  • ビテロジェニン測定キットの開発(両生類)
  • アトラスデータベースの構築(両生類)
  • アフリカツメガエルZZ雌を用いた性転換試験(両生類)
  • トランスジェニックカエルの作製と利用(両生類)
  • プロテオーム解析
2003年9月
  • Proposal for Phase 1 of the Validation of the Amphibian Metamorphosis Assayを受理
フェーズ 1の試験条件を取りまとめ、米国・独国とともにOECDに提出
2004年1月
  • フェーズ 1開始
フェーズ 1実施
  • 甲状腺ホルモン(T4)と抗甲状腺ホルモン作用をもつ物質(PTU)を用いて、変態アッセイのプロトコルを作成した。
2004年3月
  • 右記ワークショップを、変態試験に関する両生類専門家会合として承認
「両生類における内分泌かく乱化学物質試験法に関する国際ワークショップ」を広島において開催
  • フェーズ 1結果報告。
2004年6月 第2回両生類専門家会合
  • フェーズ 1のデータを承認
  • フェーズ 2への移行の承認
フェーズ 1の試験結果の提出
フェーズ 2のプロトコル案の提出
日本の取組を紹介
  • ツチガエル変態試験の試験条件の設定(両生類)
  • トロピカリス変態試験の試験条件の設定(両生類)
  • トロピカリスcDNAライブラリの構築と遺伝子クローニング(日英)
  • アフリカツメガエルパーシャルライフテストの提案
  • ビテロジェニン測定キットの開発(両生類)
  • アトラスデータベースの構築(両生類)
  • アフリカツメガエルZZ雌を用いた性転換試験(両生類)
  • トランスジェニックカエルの作製と利用(両生類)
  • プロテオーム解析
2004年12月 第3回VMG-eco
  • Draft Report of Phase 1 of the Validation of the Amphibian Metamorphosis Assayの報告
  • Phase 2 of the Validation of the Amphibian Metamorphosis Assayの承認
 
2005年2月   フェーズ 2実施
  • フェーズ1で作成されたプロトコルについて、試験法の有効性を評価するために、甲状腺軸に対する作用の異なる物質(イオパノサン, T4, パークロレート)を用いて、形態学的および甲状腺軸の組織学的検証を行った。
2005年9月   フェーズ 2のばく露試験終了
2005年12月 第4回VMG-eco
  • Draft Report of Phase 2 of the Validation of the Amphibian Metamorphosis Assayの進捗報告
 
2006年1月 OECD両生類変態アッセイ病理組織会議
  • Phase 2 Frog Metamorphosis Assay Histology: 1 Part 2 - Approach to reading studies, diagnostic criteria, severity grading, and atlasの改定
組織評価の手順について提案
2007年1月 第5回VMG-eco
  • Draft Report of Phase 2 of the Validation of the Amphibian Metamorphosis Assayの報告
  • Phase 3 of the Validation of the Amphibian Metamorphosis Assayの提案
 
2007年2月 第7回両生類専門家会合電話会議
  • Phase 3 of the Validation of the Amphibian Metamorphosis Assayの承認
 
2007年3月   フェーズ2の組織学的検証終了
2007年4月   フェーズ 3実施
  • フェーズ2の試験結果受理およびOECD両生類専門家会合での合意に基づき、OECDテストガイドライン策定のための試験として、 形態学的および甲状腺軸の組織学的検証を行った。披験物質にはベンゾフェノン2を用いた。
2007年7月   フェーズ3の終了
2008年1月 第6回VMG-eco
  • Revised Draft Report of Phase 3 of the Validation of the Amphibian Metamorphosis Assayの結果報告
 
2008年3月 WNT
  • 変態アッセイのテストガイドライン化を承認
 
2008年5月 第4回両生類専門家会合
  • Draft OECD Guideline For the Testing of Chemicals “The Amphibian Metamorphosis Assay”(テストガイドライン案)を作成
  • 各国の取組を紹介
  • ライフサイクルテストのOECDテストガイドライン作成の推進を確認
変態アッセイのテストガイドライン策定に向けた参加国との協議及びガイドライン案の作成
日本の取組を紹介
  • トロピカリス標準データベース(日英)
  • トロピカリス全雄集団の作製(日英)
  • 甲状腺軸に対する内分泌かく乱作用発現のメカニズムに関する研究(両生類)
2008年6月
  • WNTに対しガイドライン案(The Amphibian Metamorphosis Assay)のレビュー及びコメント要請(9月15日まで)
 
2009年3月 WNT会合
  • 両生類変態アッセイ(Amphibian Metamorphosis Assay, AMA)のテストガイドライン案を承認
  • 米国から提出されたライフサイクルテスト(Amphibian Development, Growth and Reproduction Assay; ADGRA)のSPSFを承認
 
2009年7月 両生類専門家会合(電話会議)
  • 米国よりADGRAのプロトコル案が提出
  • 米国、日本を軸にADGRAの検証試験を実施することを確認
  • ADGRAプロトコルは、日米二国間で検討を進め、新たに検証試験に参加する国があれば情報提供することで合意。
  • 米国提案のADGRAプロトコル案に対する要検討事項等のコメントを提出。
  • エチニルエストジオール(EE2)を用いたADGRAの検証試験に着手することを報告。
2009年9月 AMAのテストガイドライン(TG231)を採択。  
2010年12月   ADGRAの検証試験(EE2)終了。
2011年1月   第7回日米二国間会議
  • ADGRAの検証試験(EE2)の結果を報告。
2011年11月 第8回VMG-eco
  • 米国より、ADGRA からLAGDA(LarvalAmphibian Growth and Development Assay)への 試験法の変更及び検証試験の実施状況等について 報告。