取組紹介


「EXTEND2010における試験・評価の実施状況確認ページ」
EXTEND2010における試験・評価の実施状況確認ページ
回答
この物質は、環境省が実施しているEXTEND2010における試験及び評価の対象物質に該当しています。
(平成24年2月現在)
カルバリル
CAS No. 63-25-2
主な用途
農薬(殺虫剤)
現在の評価段階
生物試験を実施する物質の優先順位付けまで終了(図で確認する)
内分泌かく乱作用に関する試験対象物質となり得る物質とした根拠
文献検索により得られた報告の信頼性評価を行ったところ、動物試験の報告において、比較的高濃度でミジンコ類、貝類、両生類及びほ乳類の生殖への影響を示すことが示唆され、試験管内試験の報告において、エストロゲン様作用、抗プロゲステロン様作用及び抗甲状腺ホルモン様作用を持つことが示唆され、疫学的調査の報告において尿中1-ナフトール(カルバリル分解物に相当)濃度と精子濃度、精子運動率及び精子直線速度とに負の相関が認められたため
(参考)平成22年度 第1回 化学物質の内分泌かく乱作用に関する検討会(EXTEND2010)資料3-1-2 [PDF:152KB]